国連世界観光機関の長期予想では2013年に10億8700万人に達した国際観光客は2030年には18億人に増えると予想している。
先進国ではGDpの「9%」は観光業が占めている。対して日本はわずか「2%」である。
これはあと7%伸びしろがあるということ。
フランスは年間「8400万人」の国際観光客数。
アジアのタイですら年間「2600万人」もの国際観光客を受け入れている。
日本は増えて来ているといってまだ「1341万人」だ。
世界ランキングでは日本はまだ26位と観光後進国並みだ。
日本人はフランスやドイツに年間70万人も出かけるのに、フランス、ドイツ人は日本に来る数はその7分の1程度。
2013年の米国の国際観光収入は1395億ドル。日本は149億ドルと10分の1程度。
13兆円と1・4兆円の差は巨額である。
日本の観光業の伸びしろを生かして、景気浮揚の策を一段と強化いただきたいものだ。
東京オリンピックは絶好の機会。
各地に外国語の観光看板を立てて、観光客誘致に頑張ってほしいものだ。