「夜郎自大」とは、自ら尊大な態度をとり、威張ること。昔、夜郎国の王は、漢帝国の大きさを知らずに自分の
国だけが大国だと思い込んでいた。漢からの使者が来たとき、野郎国の王が「漢と野郎国とでは、どちらが大きいか」と尋ねたという故事に基づく。「史記」西南遺伝
井の中の蛙大海を知らず。
サンフランシスコ条約で認められた請求権は連合国の賠償請求であり、日本の領土だった韓国に請求権はない。
抗日戦争の「戦勝国」として21億ドルの「賠償請求」をアメリカに提出したが、一笑に付された。
証拠不明の8億ドルの「つかみ金」を請求権という名目で渡したのが日韓請求権協定。この時韓国は日本に
対する今後一切の請求権を放棄することを協定に明記した。強制連行や慰安婦などの個人賠償請求は条約違反である。
日本は相手お求めに応じてこれまで何度も謝罪してきた。
金大中は「謝罪は一度でいい」と述べて、二度と過去の問題を蒸し返さないと述べている。李明博大統領も「未来志向で」と言っていたのに、竹島に上陸した。
ウオン高、安倍総理の外交成果、セウォ号沈没、マーズ発生とその対応不備で支持率急落。慰安婦問題で日本の譲歩がないかぎり日本の首相に会わないといっていたが、ここにきて「政経分離」と言い出し、外交的孤立から抜け出したい様相。
日本は1965年の日韓請求権協定により、「完全かつ最終的に解決した」。慰安婦などの個人請求が残っているとする主張には法的根拠がない。
一度決着した条約をひっくり返そうとする。自国の調子が良い時は居丈高になり、厳しいときは日本に甘え、たかってくる。
「こちらが下手に出れば日本は必ず譲歩する」と舐めている。外交の原則を外すことなく、日本の立場を強調すること。
油断をすれば、韓国は何度も日本にとりつき、日本から利益を得ようとする。過去の経緯を踏まえて用心すること。負の歴史を絶たねばならない。困っているのは韓国であって日本ではない。外交が冷却していても貿易や共同事業は続いている。
韓国は日本なしではやっていけないのだ。日本が焦る必要はない。「夜郎自大」の遠吠えに惑わされる必要はない。
池田信夫氏の投稿記事を借用しました。よく理解できる主張です。