しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

温暖化防止策

2015年08月11日 | ニュース

米国のメタン排出量の実に26%が「牛のゲップ」によるもの。

牛はルーメンと呼ばれる第1胃で発生するメタンをゲップとして排出している。

ルーメンの中には数億という微生物が生息し、牛の食べた物を発酵させて

「ルーメン液」に変化させ、草などの固くて繊維豊富な食物の消化を促す。

その過程で大量の水素と二酸化炭素が生まれる。そして、やはりルーメン内に生息するメタン細菌が、

これらのガスからメタンを生産する。

温室効果のNO1のメタンは強力に地球の温暖化の後押しをする。

米国環境保護庁の報告によると、同じ重量で比較した場合、

100年間で気候変動へ与える影響は、メタンの方が二酸化炭素の25倍も高いという。

つまり、牛のゲップは環境にとって有害なのだ。人口増加に伴い畜産業は成長を続けている。

オーストラリア、ニュージーランド、米国での牛のゲップの増大は地球温暖化の原因だ。

TPPで議論してもらいたい。

環境破壊税の導入だ。ゲップの発生量に応じて発生国が環境税を払う仕組み。

世界の異常気象の原因が畜産業の増大によるもの。牛のゲップによるもの。とは「あ!と驚くタメゴロー」でした。


ブログランキング

人気ブログランキングへ