米国のメタン排出量の実に26%が「牛のゲップ」によるもの。
牛はルーメンと呼ばれる第1胃で発生するメタンをゲップとして排出している。
ルーメンの中には数億という微生物が生息し、牛の食べた物を発酵させて
「ルーメン液」に変化させ、草などの固くて繊維豊富な食物の消化を促す。
その過程で大量の水素と二酸化炭素が生まれる。そして、やはりルーメン内に生息するメタン細菌が、
これらのガスからメタンを生産する。
温室効果のNO1のメタンは強力に地球の温暖化の後押しをする。
米国環境保護庁の報告によると、同じ重量で比較した場合、
100年間で気候変動へ与える影響は、メタンの方が二酸化炭素の25倍も高いという。
つまり、牛のゲップは環境にとって有害なのだ。人口増加に伴い畜産業は成長を続けている。
オーストラリア、ニュージーランド、米国での牛のゲップの増大は地球温暖化の原因だ。
TPPで議論してもらいたい。
環境破壊税の導入だ。ゲップの発生量に応じて発生国が環境税を払う仕組み。
世界の異常気象の原因が畜産業の増大によるもの。牛のゲップによるもの。とは「あ!と驚くタメゴロー」でした。