世帯数、住宅戸数の推移というデータを見つけた。
総世帯数は「平成25年度」で5245万世帯。
住宅総数6062万戸、人」の居住する戸数は5210万戸、空き家819万戸、建設中の住宅8万戸
居住世帯なしの住宅459万戸。空き家率14%。
「昭和43年」の総世帯数は2532万世帯、住宅総数2559万戸、人の居住する住宅、2419万戸
空き家数103万戸。建設中の住宅17万戸、居住世帯なしの住宅139万戸。空き家率4%。
見てとれることは、世帯数が倍増している。核家族化で世帯分離が進んだ。古い家が空き家となっている。
昭和43年のなんと8倍。マンションの供給戸数の推移をみると昭和43年の0から平成26年まで右肩上がりで推移している。
平成8年に315万戸の供給戸数を境にストック戸数は増加の一途をたどった。
平成26年度はストック戸数は613万戸となっている。
昭和43年の空き家にはマンションはなかった。平成27年は613万戸、普通住宅の空き家206万戸。という計算となる。
ちまたに数多くの戸建て廃屋を見て気になっていたが、実態としてはマンションの空き室の方が多いということ。
多くのマンションオーナーは入居率が気になっているということ。値下げしている。
一般住宅も余波を受けて家賃を上げにくい。
住宅不況の先行きはみえてこない。税制改正で空き家の固定資産税が6倍に跳ね上がるケースも出てきた。
解体し、更地にすると供給が増える。住宅不況に変化が出るかも。