居酒屋チエーン大手ワタミが発表した4月から6月期決算は、営業損益が9億円の赤字、純損益が15億円の赤字だった。
1998年の上場以来最悪の数字となった。
ブラック企業として公表されて批判が主力の「和民」で苦戦が続き、稼ぎ頭の介護事業も赤字に転落した。
和民がメニュー全体を値下げしたが客離れが続いており、10・4%売り上げ減。
介護事業の営業損益は1億円の赤字。施設の入居率も前年同期の84%から78%に低下した。
評判を落とすと客が逃げるということ。
ABCマートもブラック企業として報道されたが、決算がよい数字となるはずもない。
原発、安保関連法案、半数以上の国民に不人気な政策を強引に推し進めると本体の政党、指導者にも悪影響があるのではないか。
説明すればわかる。と自分だけわかっていても、傍がどう思うかが重要なのだ。国民に不人気な政策は、環境が改善したとき、
よいムードが醸成された時期というものが重要だろう。時間がかかっても、強引はよくない。剛腕の小沢氏はどうした。
加藤氏、中川氏、渡辺氏、盛衰はワンマンショーに周りが拒否反応を示した結果だ。大勢の支持者から支えてもらう。
その立場が変われば衰退の一途。常に過半数以上の支持を確保して政策を進めること。これが基本だ。