犬には、一匹で留守番をすることが不安で吠え続ける「分離不安」や、自分の体を舐め続けたり、
尾を追いかけ回したりする「常道障害」が増えているそうです。
「常道障害は遺伝的な要素によることもありますが、抗うつ剤の一種を処方しながらゲージの置き場を変えたり、
落ち着ける環境を整えたりすることで行動が収まるケースもあります。
「普段は仕事で不在な飼い主が土日い犬を構い過ぎ、休日が終わると犬が体調を崩すおとも。「土日病」と呼ばれていうる。
問題行動を長く放置すると、だんだんこじれていってしまう。「困ったな」と思ったら早めの対処が必要。
なにより大切なことは問題行動=悪ではないことだ。原因があるということ。適切な対処が出来れば改善する。
「動物の行動はすべてその動物の個性に結びついている」
「それを理解せずに間違ったしつけをすることで、不安から問題行動がさらに大きくなることも多い。
特に無理やり口を押さえつけたり、仰向けに押さえつけたりするしつけは絶対にしてはならない。
以上「動物病院 上手な選び方」より借用しました。