ジムにトレーニングに出かけるといつも見かける女性がいます。
どんな職業なのか知りませんが若いのにいつも昼間セッセとジムに通って来る。
恐らく、4時間以上ジムに居る。朝10時から夕方4時くらいまでジムに居る様子。
驚きだ。エアロビクス、筋トレ、水泳、アクアビクス、水泳教室、スカッシュ、等で終日過ごしている。
一日に何度も着替えてトレーニングしている。
昼には弁当を出してロビー付近のテーブルで食事もする。
不思議に思うことがある。けっこう痩せているのだ。筋肉もついているように見えない。ダイエットに来ているのではないのだろう。
これだけトレーニングする理由は何?と思ってしまう。
見ているとマシンジムでのエクササイズは大したことが無い。20キロのシャフト棒をベンチプレスで上げ下げしているだけである。
ダンベルも2キロのものをベンチで開閉運動している。こんな運動は男では効果が無い。後期高齢者に近い小生でもベンチプレスは「60キロ」で20回×5セット。ダンベルは12キロを左右開閉運動で80回くらいやっている。このくらいやらないと効果が無いと思っている。
これは基本的に男女の「筋肉量の差」から来ている。
女性は男の半分くらいしか筋肉量が無いのだ。ベンチプレスの記録も女性は60キロを挙げられれば上位クラス。男は100キロは上げないと評価が無い。女性は忍耐力、持久力に優れ、男は弱い。
水泳、マラソンでは男女に大きな差は出て来ない。筋トレ、瞬発力では男に軍配。男女の差なのだ。
日本バレーボール協会の資料によるとオリンピック選手を含む日本バレーボール協会の代表選手の身体特性を比較したデータがあった。
男性を100パーセントとして女性平均を比較をしたデータだ。
身長は男の93%、体重は82%、体脂肪率166%、除脂肪体重(KG)76%、レッグパワー58%、瞬発力(cm)72%。
とあった。足の力は男の半分、瞬発力も7割程度ということ。まして、ベンチプレス(大胸筋を使う)は男の半分程度なのだ。
いくらトレーニングしてもこの差は大きい。女子ボクシングのチャンピオンが男のへなちょこおじんに倒されるケースもあるそうだ。
スポーツの分野で男女分けをする理由はここにある。筋肉と関係の無い将棋の世界で男女を分ける理由はわかりませんでした。