しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

不満の種とアルコール

2019年02月26日 | Weblog

知らない方が良い。知っていても言わない方が良い。感じていても、言わない方が良い。言わなければ分ってもらえない。

外部から聞こえる不調和音、その立場に立たないと分からない事、理解できないことがある。

どこにでもある不満の種。どこまで明らかとし、伝えるか、大変難しい問題だ。

世の中、自分の立場しか理解できない人が大半だ。自分なりに生きて来た環境とそこから得た経験がある。

スタンスが皆異なる。ヒアリング。大切な機会だ。そこで出る意見。普段気がつかない意見が出る。

アルコールが入るともっと顕著に出る。そんな会が先日あった。普段、言えない不満をアルコールの力で出す人がいる。

しらふの席では聞けない事、言えない事が出てくる。案外本音なのだが、実は言ってはいけないことが多い。

「今日は無礼講だ。なんでも話せ!」と言って部下の不満を聞く上司が居た。実はアルコールの力を借り、部下に本音を言わせ、人事の参考とする常套手段とする組織がある。多くの場合、4月人事で影響が出ていた。突然の配置転換、意外な人事、経験のない人材の昇格人事。愕然とする人事は多分に「不満の種」から得ている。不満の種を見過ごすと組織はもたないのだ。人事権。これは組織の要だ。これが機能しない組織は崩壊する。多くの場合「年功序列」が有効に機能していた組織が崩れた。会社組織で機能していた年功序列が崩れた。地域組織でも年功序列人事が機能しない。会社組織での管理職で管理職経験の長い人は実務を部下に卸す。多くの部下は実務経験を積む。卸す実務がなくなると部下は上司の存在を負担に思う。何も聞くことがないのに実務に疎くなった上司から現場の実態に合わない指示をされることに違和感を覚える為だ。4月人事。多くが3月上旬に決まる。酒の入る機会が増える時期だ。アルコールの入った席での発言は慎重に。無礼講と言う言葉には気をつけたい。テープを録っている上司もいるかも。アルコールに強い上司とアルコールに弱い部下の悲哀劇。全国的に水面下で拡散する。何百年続いている日本文化として。ドナルド・キーンさん。この日本文化は著作に残されていましたか。「文学ではないので・・・。」はい!ごもっともです。


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