国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

センスの良さと思索の深さ

2012-09-30 06:54:33 | 日記
●国語屋としても、マジックを趣味としている人としても、自分はイマイチだなと感じることがある。

 それはセンスの良さと思索の深さによるんだろう。

●まぁ、小生ごときのセンスや思索でも、なんとか踏ん張れるというのは、反省すべきことは多いけど、悪いことではないとも思っている。

 なにせ、土台やすそ野は大きい方が上を築きやすいだろうし。


極私的脳戸/日々の与太の「毎度お馴染みの「国語に関する世論調査」について、あるいは「番茶」と「茶番」、「色男」と「男色」とか」を読むと言葉遊びのセンスの高さが、思考の深さを示していて、説得力が増す。
 
 「色男」と「男色」が「にやける」とも関連していているし。

「長い歴史の中で変化することを言葉の伝統は力としてきた」 

という部分、いいよねぇ。

 ここを読めた小論文ユーザーは、今後の入試で楽になるやもしれないぞ。

 また、普通の人にも刺激的なこと間違いなし。

 上記の詳しいことは、リンク先を読んでくだされ。


●マジックでも過去のレパートリーの確認をするためにmMl を見直しているんだけど、ゆうきとも氏の作品の選び方や考え方に感動。

Vol.38のツー・カード・トリックの良さの説明とか、うまいよね。

 なんでこれを最近実演していないんだろうと反省した。


●今日は中学生相手に講演会。

 職場と無関係の中学生相手に、今の自分なりの話をする予定。

 以前、その中学校で教員対象の研修をしたんだけど、初めて眠くならなかった研修でしたという褒め言葉をいただいた経緯がある。

 要は眠らせなければいいのか。

 いやいや、わかりやすくは心がけるけど、中学生の知的レベルを舐めないでとりかかろうと思う。

 養老孟司氏は子どもに難しいことなんてないとどこかで語っていたような気がするし。








コメント (2)
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