国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

GW早くも終了気分

2007-04-29 22:29:22 | マジック
●昨日、今日と仕事があまりなかったので、手品道具を買いに行きました。
 予想外の出費をしたことと、GWにも仕事があることのせいで、個人的にGWは終わったなという感じです。
 明日も仕事ですよ。

●で、だ。
 いくつか、演じて面白いと思える道具があったんで、ここで紹介してしまおうかと。

【ニュー・コイン・スルービル】
トリックスで購入。題名のコインスルーをやっていないけど、移動現象で使って見たら、かなり楽しかった。実演は刺激になったなあ。
Gコインなのに、Rコインとして扱えるので、基本的なコインマジックと組み合わせるだけでも、かなりの奇跡が起きる。

【Z-FOLD ワレット】
予言と移動ができるワレット。やっぱ、ジッパーから相手のカードが出てくるときの相手の反応っていいねえ。楽しいよ。私の好みのサイズだったから購入したが、基本テクニックだけでできるので、おいらレベルには、これがいいかもしれんね。ファンタジアで購入。


【ワー・ウォレット】
とある問題点があるが、演じていて楽しい。見ているほうもかなり不思議だそうだし。
ほとんどテクニックが要らないから、おいらレベルには、これがいいかもしれんね。ファンタジアで購入。

コメント (2)
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3カードモンテ(続々々々々々々々々々々々々々々々々々々)

2007-04-29 21:49:55 | 3カードモンテ
今年、入手したモンテたちです。


【バーモ・モンテ・モンスター・リロード】
バーモ・モンテ・モンスター(ボブ・ファーマー氏の手順)用パケットが2セットと3カードモンテの歴史、そして、マイケルスキナーの手順がついている。カードが痛んだときのために2セットというのが泣ける。英語版しかないため研究不足だが、合理的で鮮やかな手順のいい3カードモンテだと思う。



【Monte 3.0】
ゴードン・ビーン氏の作品。テーブルを必要としない上に、見物人の手で現象が起こるというユニークな作品。古典的だけど切り口は新しいギミックカードを使用している。古典的なギミックは安定力があるとおいらは思っているので、その点、個人的に評価は高い。英語版のみ所有しているので英語の苦手なおいらはまだまだ研究中。



【SOFT SHOE MONTE】
ジム・スタインメイヤー(?)。やや大きめのカードで行うモンテ。すべてのカードが見せられるし、易しくできる。新しい仕掛けというか流行の仕掛けに似ているんだが、ちょっとおいらは苦手。 古典的な仕掛けが好みだからなんだが、ひょっとしたら、柔軟性がなくなってきたからかもしれない。



【かんたんモンテ】
【ターンノーバーモンテ】
【スリーカードモンテ】
星野徹義著「DVD付マジック事典」(新星出版社)。やさしいモンテから本格的なモンテを解説している。ギミック無しのものは原則として書かないつもりだったが、三つも載っているので紹介した方がいいかと。
他のマジックの解説もあり、初めて手品をやろうとしている人にはいい本だと思う。

【モンテの寄り道】
以前紹介したラスベガスモンテについてトリックスのブログに以下のように書かれていた。

理由はよく分かりませんが、表の変化より裏の変化の方がインパクトが強いようです。原理的には同じはずですので個人的にはどうも納得がいってないのですが、この辺りの理屈を、誰かスッキリ説明してくださいませんか?

で、だ。

愚考するに次のような感じだろうか。


1 表より裏のほうが変化する面積が大きいから。
2 トランプの表が変化する場合、大きい変化を考えても、数札と絵札OR赤と黒のように変化のバリエーションが少ないから。
3 手品の現象として表の変化現象が多く、裏の変化の方が珍しいから。
4 裏だと形が同じということも影響があるような気が…。

んー、確かに、スッキリとはしないな。

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普通

2007-04-28 07:40:55 | 戯言
現代文の評論では対比がよく用いられます。

主な対比として、私の講義では次のものをあげています。

日本と外国
今と昔
精神と物質
常識・一般論と筆者の立場
プラスイメージとマイナスイメージ



先日、小林秀雄の評論を教えたところ、冒頭の一文が次のようなものでありました。

小説というものの一番普通の魅力は、読者に自分を忘れさせるところにある。

で、だ。

「普通」ってことは一般論やら常識なわけですから、作者である小林秀雄はそれを否定するわけですよ。

それを説明するときに「普通ってほめ言葉じゃないよね。××ちゃんと仲いいの? とかきかれて、普通とか答えるときって、実は仲が良いわけではないよね。だから、これから小林は普通のことを否定にかかるわけ」などと言ったところ、生徒さんらはすんなり理解してくださった。


だが、だ。

教室の隅で違う空気を感じた。

単に理解したのではない「にほひ」が2~3人からしたのだ。

あ! と思ったおいらは対応したね。

「なお、今の元ネタは『さよなら絶望先生』だから」

先ほどのにほひは安堵した空気に変わった。





あ。
アニメ化するんですね。
ぜひ、見たいなあ。





おいらの部屋には、テレビないんですけどね…。

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さよなら絶望先生より

2007-04-28 06:54:24 | 談話室滝沢
久米田康治先生の「さよなら絶望先生」の第八集51頁に談話室滝沢であろうものが登場。やはり久米田先生も滝沢で打ち合わせをされたのだろうか。

さすが久米田氏だなあ。

つかんでいますよ。




オレのツボ。


※ なお、当ブログの「滝沢」はジャ●ーズ系の話題ではないので、そのような話題のTB、コメントはご遠慮ください。

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フレンチ

2007-04-22 22:38:24 | 日記
●本格的なフレンチをご馳走になる。おいしかった。カエルも出たんだが、良質のささみっぽくて意外。

●けど、洋食屋さんの気軽さの方が、悲しいかな、おいらには合う。
人形町の「キラク」、日本橋の「たいめいけん」、御徒町の「さくらい」…。
んー、最近、行っていないな。人形町とか最近行かないもんな。

●パソコンさん、完全復帰♪
もう交換はないだろうと信じてシールを貼る。
かなり真面目な表情で貼っていたらしくバイトの方から「配置にすごくこだわるんですねえ」などと言われる。

40分くらいやっていたからなあ(^_^;)

たしかにシール貼るの大好きですよ。
平面がある道具には、まず貼りますから。
「自由からの逃走」かなんかにイニシャルかシールを持ち物につけることへの批判があったような気がするが、そんでもって気のせいかもしれないが、好きなんだよね。



   どんだけ~。

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駄洒落道(6)

2007-04-20 23:02:53 | 駄洒落道
 【戦争だ!ウォー!と言われたら 】(2002-12-20 01:06:40)


師「なんか、まだ、続けるとは思わなかったぞ」※1
猫額亭「そういうものですよ、人生なんて…」
師「ほう、何か悟ったのかな」
猫額亭「続けるしかないもんなんですよ、人生って…」
師「遠くを見るなってば。また、リストラされたのか」※2
猫額亭「<また>とか言うなぁ!!!!
    リストラも辛いけど、続けるのだって辛いんだ。
    あぁ、有休のある仕事につきたいよぉ。賞与って
    何なの?おいしいのか?うぅぅぅぅ」※3
師「さて、実作じゃ」


  【実作5】
     「戦争だ!ウォー!」
     「戦に行くさ!」

  


猫額亭「うわぁ。突っ込まないで、そのまま突っ走るんだぁ」
師「そうじゃ、相手の駄洒落を受けて、その設定したフィールドで駄洒落を返すのじゃ。
当然、相手に主導権を渡したまま、駄洒落を言うのじゃから、かなりの上級技ということになるの」
猫額亭「で、師よ。いかなる名ですか」
師「うむ、これを【返し】という」
猫額亭「そのまんまですな」
師「駄洒落とは日本語の性質に依拠したものじゃろ。日本の伝統的定型詩である和歌
の影響を受けているわけじゃよ」
猫額亭「柔道などにも返し技って考え方がありますもんね」
師「そうじゃ、【返し】は決まれば、相手に駄洒落の腕前を認めてもらう、いい機会になる」
猫額亭「なるほど、同好の士にも認めてもらってこその一人前ですね」※4
師「そうじゃよ、駄洒落道は内にも外にも視線をむけておるのじゃ」
猫額亭「ありがとうございます、師よ」


※1 前回が(2002-07-09 23:32:06)だったわけだから、5ヶ月以上放っていたわけだ。
※2 リストラされた職場で最後にもらった給料が100円以下だったのが笑った。
※3 有休・賞与・労災は無関係な人生らしい。
※4 駄洒落道の同好の士が集結してたら、怖いな。

で、だ。

以下、最近、気づいたメルマガの一部を載せます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ゴ ザ ン ス メ ー ル マ ガ ジ ン
         【年末特別号:サヨナラ2002】
           ─GOZANS magazine─
━┳━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌┻───┻┐
│ もくじ │
└┬────┘
 ├ ごあいさつ
 ├ テーマ特集『私の2002年』
 ├ 時事コラム『はつらつはつらいのか?マイナスイメージの逆襲』(eika)
 ├ ゴザンスコラムピックアップ
 ├ ゴザンス編集メーリングリスト
 └ 次のテーマ特集「新年の抱負三本勝負」
(中略)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■ ゴザンスコラムピックアップ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ゴザンスで日々書き上げられる作品をピックアップしています。

              ◆  ◆  ◆
(中略)

 ■戦争だ!ウォー!と言われたら(猫額亭)
 >> http://writer.gozans.com/view.x?id=377&kijiid=6&tmp=light
 駄洒落道を突っ走る猫額亭さん、師匠に「まだ続けるのか」と言われつつも
 久々の登場。今日の駄洒落実作、その駄洒落に含まれた「駄洒落道」の師匠
 による教えやいかに?
 



なんと、私の記事が取り上げられていたんですね。
知りませんでした(^_^;)
まあ、事情もいろいろあるにはあったんですが…。

せっかく反応していただいたのに、これがゴザンスで最後の駄洒落道でした。

今後のペースは不明ですが、細々と駄洒落道を続けていこうと思っております。




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手品系な日記ぃ

2007-04-15 05:51:30 | マジック
●外の猫の喧嘩を仲裁しているうちにねむれなくなり、更新します。

●トリックス・八重洲マジックサービスセンターで「マジック教えます講座」というのが4月18日に開催されるそうだ。参加費が1000円というのは安いなあ。
くわしくはここで。携帯の方、すいません。

おいらは仕事の関係で行けません。うー、行きてえよ。

●ついでに「トリックス 手品カタLOG」で気になった点について少々。

マジックリングのところで

よいマジックほど、その原理は単純だと言われますが、マジックリングの場合、あまりにも単純すぎるせいか、タネを見て「騙された」と思われる方も多いようです。もちろん騙してはいません…本当に本物のタネを売っているのですから。一説には、このマジックのタネを見たときに「な~んだ」とがっかりするか「なるほど」と感心するかによって、マジシャンとしての適性が分かる、と言う人もいます。 


↑と書かれているんだが、おいらの場合、感心はしたが、解説を読んで「こんなことができるかああ!」と2年近づきませんでした。

適性ありますか?

ちなみにサムチは3年近づきませんでした。

適性ありますか?


●ゆうきとも氏の「コミュニケーション力が身につくクロースアップマジック23」を読む。

「期待のハードルを下げ、謙虚に取り組むのがウケるためのコツ。」

↑などは身に染みましたよ…。
他にもいい話も載っているし、もちろん、いい手品も解説されているし、初級者にも中級者以上にも楽しめる本ではなかろうかと思いましたよ。

●【アイソレーション】
最近、購入した道具です。クライス社製。こだわりを感じさせる作品。あれをあの状態で、まるでテンヨーの名作であるあれっぽくやってみたいよねと言った感じのこだわりをね。
あー、指示語だらけやん。

視覚的に鮮やかなコインの変化現象ですよ。私は前半の改めで感心した。

●書きながら、外の猫の仲裁に2度入ったのですが、そろそろ寝ないとやばいな…。

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トラブルは続くよ、どこまでも…

2007-04-14 01:11:50 | 日記
パソコンに問題点があったことに気がついた!!

早速、販売店に電話。一週間後に対応するって…。

パソコンって家電レベルの気軽さ&安定さに早くならないもんかしらん。

で、だ。

先日、ひさびさに黒板の前に立ったんだが、右肩が痛くなった。
やっぱ、板書という身体技法ってやりなれないと忘れるね。

なもんで、今日はマッサージに行く。
疲れが出たせいか、マッサージの最中に寝た。
でもって、自分のいびきで目が覚めた。

恥ずかしかったっす。

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新しいパソコンから派生して…。

2007-04-11 09:17:39 | 日記
●パソコンが新品になって帰ってきました。正確には帰ってきたという移動現象ではなく、変化現象ですな。

しかし、新しいパソコンはIEの「お気に入り」が白紙というのがめんどくさいね。

以前のよりは欠けているんだろうなと思いつつ、現在、趣味系を中心に(記憶を元に)復元中。

医学系、科学系、社会系の復元がめんどくさい予感。毎日、見ていたわけではないからなあ。



●今朝、友人に携帯メールを打っていたら、送信ランキングリストから突然、かつて一位にランクしていた人の名前が消えていた。

メールをしばらくしていなかったからとは言うものの、三位くらいになったあたりでいきなり消えた印象である。いきなり20位圏外かあ。


●いきなりの変化と言えば、gooの編集画面が変わっていてびっくり。
 ちょっと派手な色だったので、落ち着いた色に変更。


●手品用の財布を買った。最後の一個だったもんで。俺、最後の一個とか弱いんだよね。

手品用の財布は種類ありすぎなんでこの財布で×××と同じことはできるのかとか、上着は必要かとか、手品のために上着を着る気かとか、俺は体が柔らかくないとか、悩むことが多い。
結局、初めて買った財布(ちなみにカップスウォレット)しか使わないことになるのか?

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駄洒落道(5)

2007-04-11 00:21:31 | 駄洒落道
 ひさびさぁ~♪ (2002-07-09 23:32:06)


猫額亭「おひさしうございますな。お師匠さま」
師「うむ。意外とこまめに見ている者がいて、<更新してないんじゃないですか?>というというつっこみがあったそうな」※1
猫額亭「酔狂な方ですな」
師「そもそも酔狂というものが駄洒落道の中核なのぢゃ」
猫額亭「おぉ!その方の声に答えたのですね」
師「それだけではないがの。(※2)それでは、作品に行こうかの」

【実作4】
そんなのひどいよ、ひどいよ、しどいよ、しどいよ、しどいよ、しどいよ、シドニーオリンピックだよ
 
 
  
猫額亭「すごい作品ですねぇ。微妙に時期外しているし、かわいこぶって媚びている感じがするし」
師「微妙にじゃなく明らかにじゃろう。ワールドカップならともかく、シドニーオリンピックじゃぞ」
猫額亭「批判ばっかりになってきましたね」※3
師「まぁ、いい意味で<駄>洒落なのぢゃ」
猫額亭「<いい意味で保留>って言葉、俺、よく言われるんですよぉ」
師「涙目になるな」
猫額亭「<保留>のまんまだぞぉー!」
師「落ちつけ」
猫額亭「はい」
師「意外と素直ぢゃな」
猫額亭「それだけが取り柄ですんで(※4)。で、師よ。この作品の技の名はいかに?」
師「うむ、<流れ>という技ぢゃ」
猫額亭「<流れ>ですか」
師「うむ。一人で場を作り、喋り続けることで駄洒落を完成させていくのぢゃ」
猫額亭「完成させていくのですか」
師「そこが難しいのぢゃ。言う人間の人格がかかっている技とも言えるの。周囲が言う間を与えてくれるかどうかを試さなくてはならんからな」
猫額亭「人格かけてまで、駄洒落を言うひとがこの世にはいるんですねぇ」
師「駄洒落とはカルマぢゃからのぉ」 






※1 彼も今では大学院生か…。
※2 「それだけではない」なら何だったんだろう。重い打線。じゃねえよ、思いだせん。
※3 今となっては、どうしてこの作品を公にしたのやら。
   あ。たぶん、時事ネタをやりたかったような気がする。
※4 「意外と素直」って「素直」じゃないよね。
コメント (2)
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