国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

トリックスがバーゲンだ

2007-03-28 22:21:36 | Weblog
えーと、また、パソコンが壊れました。

買ったばかりなのに(T_T)

で、だ。

携帯からの更新になります。お見苦しい点はご容赦を。

トリックスがバーゲンを31日までやっているそうです。以下はお勧め品♪

【百発百中ダイス】
たぶん、最近のトリックスのブログで言及されているはずの商品。
初心者の方にとってはある程度長い時間、演じられる商品は役立つんで、買って損はないかと。


【マジックコインProfssional 500】
これは以前、紹介したかな。


【コインマジックの達人】本格的なマジックが簡単にできます。
ちなみに、喫茶店のテーブルがガラスだったらポーカーチップの貫通が演じられます。しかも、比較的、フェアにできます。
上のマジックは手順書には書いていませんが、少しコインマジックをやるとわかると思います。


【はずまないゴムボール〈カラー〉】
赤のボールを購入した人は「シャア専用」を活用した演出はいかがでしょうか。

【ピンの超時空移動】
おいらが手品をはじめた年に買った道具。懐かしいので、紹介。
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パスケース&名刺入れ

2007-03-25 21:14:45 | マジック
ヒンバータイプのものたちです。ヒンバーという言葉は手品をやっている方には、わかるかと。

下の赤いトランプは大きさの比較のためのもんです。

部屋を掃除していたら出てきました。これを機会に整理。
右から順に書きます。

【ワイルドウォレット】(テンヨー製)
今でも手に入ると思います。ビニール製だったパスパスケースを皮製にして、手順やカードを追加したもの。移動、変化、交換などの現象が視覚的にできるもんで、これ一つで随分楽しんだもんです。サロンでも実演可能とか言うと「えー?」と反応される方もいるだろうが、やっちまったもんは仕方がないよね。手品をやり始めの時期だったからなあ。

【ヒンバー名刺入れ】(仮称)
マジックランドで購入した。メーカー名などわからず。いわゆるZ式だけど、素朴だけに面白そう。現在、研究中。

【マジックパスケース】(マジックランド製)
ワイルドウォレットと似て非なるもの。透明ケースの位置が異なってる。また、相手の選んだカードが出てくるという演技が可能。しかも、カードが出るときに時差(?)をつけることができるので、かなり不思議に見える。

【あなたの名刺入れ】(マジックスタジオ・K&A)
通常のヒンバーと違い、仕切り板がとある部分にある。そのため表現の幅が広がっている。研究の小冊子も出ており、その内容はヒンバー一般の使用法としても有用。ちなみに、この中で一番、硬いです。

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出会い…。

2007-03-23 23:42:06 | マジック
眼鏡カードの謎についてMISDIRECTIONさんから重要な示唆を受けていたのだが、先日、「フィル・ゴールドスティン(=マックス・メービン)のスペクタクル(高木重朗氏訳)」を購入した。MISDIRECTIONさんとマジックランドのママさんのおかげで、面白いマジックを入手できた。

人とのつながりってリアルでもネットでも尊いもんです。

●現在、Zがマイブーム。Zって言ってもガンダムじゃないですよ。
 名刺入れです。
 素朴なだけに面白い道具ですね。

●もてマジックとしてお勧めはどれなのと聞かれたので、一応、おいらのお勧めを紹介しておこう。

スターゲイザー(Stargazer)である。輪ゴムのマジックの中では最も良質のものの一つである。マジック一般としての話は他のHPに詳しく書かれている(と思う)ので、他の注意点を一つ。

クライマックスの輪ゴムをプレゼントした時の相手の反応に注目だ。性格やあなたへの関心度などがわかるかもね。

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生きています

2007-03-21 00:30:53 | 日記
●「生きています」というタイトルにしないとやっていけない気分。

●昨晩は胃がひっくり返るほどの激痛で眠れず。多分、体が冷えていたか、食中毒かと。
 幸い、仕事はこの時期は少なく1コマだけなので、ちぃと仕事して帰宅後、寝る。

●Rちゃんにコンクリートの角ではなく、排水口で切ったと昨日、説明される。
 角より痛いぜとか語っていた。
 なんとなく自慢そうだった。

●「もてマジック」について語ろうと思っていたが、「もてたいマジック」と「もてる人のマジック」、マジシャン(ここでは普段から手品をする人程度の意味)か否かなどで違うよなあと思い、混乱。断念。
もてない人間が「もてマジック」を論じるのもねえ…。

●こんな時に鴨志田穣氏の訃報を知る。
非常に落ち込む。

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駄洒落道(4)

2007-03-19 22:07:40 | 駄洒落道
「ブロック」じゃだめだ   (2002-03-21 02:13:11)

師「前回の復習としてじゃが、前回の感想を述べてみぃ」

猫額亭「は。師はガン○ムについて造詣が深いと見えました」

師(ぎく)※1

猫額亭「あの技名はジェットストリー○アタックが原典でございましょう」※2

師「そ、そうではなく、あー、そ、そうぢゃ、前回の文章と題名の関連を述べてみよ」

猫額亭「は。みっつというのは<黒三連>の三連と関係があるというぐらいしか…」

師「まだまだ甘いのぉ。あの文章には<黒三連>以外にも、三がからんでおるのぢゃ」

猫額亭「はて?」

師「良く読め。<国またぎ>も三つ、書かれておるのぢゃ」

猫額亭「あー。芸が細かいですねぇ」

師「このようにどうでもいいことに頭を使うのは、枕草子以来の伝統ぢゃ」※3

猫額亭「奥が深い…」

師「では、実作ぢゃ」

【実作3】

  ★「隣の家に囲いができたってねぇ」
  ☆「かっこいい」

 


猫額亭「これは塀とへえとかをかけるんじゃありませんでしたっけ」

師「うむ。このように誰でも知っておる作品のオチを変えるのを<ずらし>と言うのぢゃ」

猫額亭「和歌における本歌取りのようなものですか」

師「そうぢゃの。似ておるのぉ。そもそも言語とは伝統的な存在ぢゃ。その意味で先行ているテk、ぃゃ、作品の影響を明示するのは正しいのぢゃ」

猫額亭「今、作品のところをテクストと言おうとしてましたね」

師「やかましいぞ、現代思想○ブ」

猫額亭「は」

師「ん?」

猫額亭「何かありましたか?」

師「お主、顔が変わっておるのではないかえ?」

猫額亭「ぎく!!」

師「あ、お主、前回まで<描>額亭だったぢゃろ」

猫額亭「誰も気付きませんよ、そんなこと」

師「ふ」

猫額亭「う、ウケルためにわざとでございますからね、辞書登録ごときで入力を間違ったんじゃないですよ」

師「そうか、辞書登録で間違えたか」※4

猫額亭「…」


※1 この「ぎく」は「ねじ式」に出てくるお婆さんの「ぎく」に近い感じだと思ってください
※2 ちなみに筆者が中3の頃、部屋にジェットストリームアタックのポスターが貼ってあった。
※3 たまに枕草子を教えていると、こんな話を千年も残した日本人に感動することがある
※4 今では辞書登録の仕方がわからない…。

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Rちゃんの伝記(2)

2007-03-16 00:06:27 | 戯言
Rちゃん、6歳のころである。

Rちゃんはスイミングスクールに通うことになった。お母さん(N子)が健康のために通わせることにしたのである。

Rちゃんは初めての習い事であり、そして本格的なプールを、ましてや、屋根のあるプールを、あ、さらに言えば温水プールを見るのも初めてであった。

スイミングスクールの先生はRちゃんを筆頭にした10余人の新しく入った子供たちに話し始めた。

「はい。みなさん、こんにちはぁ!」

「こんにちはあ!!!!!」

子供たちは元気に返事をした。特にRちゃんは初めての環境に興奮したせいか特に元気に返事をした。というか、テンションはしょっぱなから、全開である。

「よい子のみんなとこれから約束があるんだ。いいかな?」

「はぁ~い!」

「プールサイドは走らない! はい、繰り返して」

「プールサイドは走らないぃっ!!」

「特に濡れたプールサイドは危ないんだ、気をつけようね」

「うん!」

Rちゃんはプールサイドが何だか解らなかったが、とにかく元気に答えた。

大きなプール。初めて会うお友達(そうこの頃に会うすべての人たちはお友達だったような気がする)。これではしゃげなければ、子供はいつ、はしゃげばよいのだろう。

そのときである。Rちゃんのお母さんは娘が心配でスイミングスクールの初日を見に、子供たちの集まっている方向と反対にある入り口から入ってきた。
めざといRちゃんはお母さんが入ってきたのに気づいた。ちなみにRちゃんは現在もめざとい。

「あ!ママ」

Rちゃんは走り出した。全力でだ。テンションが高いままでだ。

それもプールサイドをだ。

濡れたプールサイドは危険である。あ。それはさっき書いたな。

その危険なプールサイドを走ったRちゃんは滑った。
さすがに危険なプールサイドである。滑ったRちゃんはひざをコンクリートの角で切ってしまった。そして回転しながらプールに落ちた。その激痛ゆえだろうか気絶したRちゃんは、ひざから血を流しながらプールにぷかぷかと浮いた。Rちゃんは救急車で運ばれた。

Rちゃんはずきずきとした痛みで目が覚めた。病院のベッドの脇にはお母さんがいた。

「あ、ママ」と言いかけた瞬間、Rちゃんはお母さんに殴られた。
「ママ、痛…。」「あんたね、あたしがどれほど恥ずかしかったかわかる?」

まあ、恥ずかしいよね。N子さんに一票。

スイミングスクールの初日にプールで血を流しながら、気絶して浮いているRちゃんを見てしまった同期の方々のうち4人はその日にやめたらしい。Rちゃんは小学校を出るまで続けたというのに。

その4人の方々がRちゃんのせいでプールにトラウマにを持っていないことを祈るのみである。
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うああ。

2007-03-15 22:28:50 | 日記
三日前にパソコンがぶっ壊れました。うんともすんとも言わなくなり、ご臨終しました。

おかげで去年から放っておいたセカンドマシンがメインマシンに昇格。一昨日はネットにつなげる状態にするだけで一日が終わりました。あまりにも疲れ果てたので新宿でマッサージを受けましたよ。

昨日は飲み会で疲れ果てました。

で、だ。

パソコン内のバックアップは去年の10月までしかとっていなかったので、色々な資料が消えてしまった。駄洒落道はバックアップがあったものの、最新の書きかけは消えました。

あ。極私的脳戸様で「Rちゃんの伝記」と「駄洒落道」が紹介されていました。ありがとうございます。

しかし、新品のパソコンって何かわびしいねえ。IEのお気に入りも空っぽだしね。

突然、消えるというのは人でも物でも寂しいもんですな。



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駄洒落道(3)

2007-03-13 01:54:07 | 駄洒落道
【みっつも!】 (2002-03-14 11:38:23)


師「前回の<国またぎ>の復習をしてもらおうかの」

描額亭「はぁ?いきなり何を?」

師「喝!常在戦場の気持ちなくして駄洒落が言えると思うちょるのか!」

描額亭「す、すいませんでした和菓子よ」

師「我が師よ、だろ」

描額亭「そうです。さすがは我が師、イントネーションで聞き分けるとはすばらしい」

師「ふぉふぉ。聞き分けのないのは女だけぢゃ」※1

描額亭「あ、ジェンダー」

師「だから、現代思想をからめようとするのはやめい!」

描額亭「はぁい。で、<国またぎ>ですね」

師「うむ。二つの国の言葉で駄洒落を作るんぢゃぞ。わかりやすい言葉で作るのがマナーぢゃ。ジェンダーなんて言葉の普及はまだまだジェンジェンダー。だからダメぢゃ」

描額亭(無視をしつつ)「では、一首披露させていただきます」

師「へぇ。駄洒落って一首というように数えるんだぁ」

描額亭「師、少し口調が軽いですぞ。では披露します。」

  「お前なんか中国に行っチャイナ!」※2


師「中々良いが中国と命令形のあいだにある因果関係がちぃと弱いのぉ」

描額亭「なるほど、難しいものでございますな。はてさて」

師「まぁ、良い。では今日の実作を味わうかのぉ」

【実作2】

 ★「今日は暑いねぇ」
 ○「扇子を持ってこない奴はセンスがないね」 
 ★「…。」
 ○「おや、黙ったりして、ウチワの話だから気にせずに」
 ★「……。」
 ○「しかし、冷房がないから頭がクーラークーラーしちゃうね」
 ★「ぷ」※3


師「どうぢゃな」

描額亭「はぁ。す、すごいものを感じますね。不屈の闘志って奴ですね」

師「ぢゃろ。これは一つでは埋もれてしまうくだらない駄洒落を三つ関連させて使用することにより、効果を高める方法で<黒三連>という技ぢゃよ」※4

描額亭「なるほど。これで相手は力ないながらも一応笑ってしまうのですね」

師「うむ。このレベルになると相手も覚えてしまい、結婚式でまさに思い出として友人のスピーチなどで披露されてしまうであろう

描額亭「恐ろしい技ですねぇ」※5

師「しかし、この技を出せるようになるには常在戦場の気持ちが不可欠ぢゃ。つねに言う姿勢が生み出すのぢゃ」

描額亭「わかりました、師よ」

師「うむ」

描額亭「あ」

師「なんぢゃ」

描額亭「戦争だ!ウォー!」 (<国またぎ>のことをまだ考えていたらしい)※6





※1 沢田研二の「カサブランカダンディ」の一節より。
※2 おいらが漢詩を教えているときに生徒が叫んだ駄洒落。
※3 おいらが実際に言った駄洒落群。
※4 「くだらない駄洒落」って「長いロングスカート」っぽいね。
※5 これと並ぶくらい恐ろしいのは卒業アルバムで何かやらかすだな。
※6 ※2の生徒が言っていたような気がする。
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知恵の棒( など)

2007-03-12 10:38:44 | マジック
昨日、原稿の資料を紀伊国屋へ買いに行ったついでに新宿ハンズによりました。

そこで実演を見て感動して買ったのが、「知恵の棒(トリックス)」です。

以前、買ったはずですが、手品ではなく、パズルとして買ったせいか実際に演じたことはありませんでした。
しかし、実際にうまい人が手品として実演するのを見ると購買欲をそそるもんですね。リンキングリングとあわせて実演をしていたので、貫通マジックとしてますます不思議に見えました。

大げさな手品道具やトランプなどの不自然なものを使いたくないと言う人(意外と多いようですね)はパズルとして導入として使うのに最適でしょう。

それで受けたら、リンキングリングやら、何やらに移行すればよいのではないでしょうか。


なお、写真に写っているボールは「一日10分大人が楽しむはじめてのマジックトレーニングBook(いかだ社)」の練習用に購入しました。

私は手品をやっていると人というには不器用すぎるんですが、この本でトレーニングしていこうかと。


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確定深刻の季節

2007-03-11 10:41:49 | 日記
●毎年、使っているような気がする確定深刻の季節である。
だる。

で、だ。

領収書の整理をしているんだが、「何か見えるもの」と「見えないもの」という手品道具を買ったらしい。
何、これ?

●るろうに剣心の英語版が「サムライX」というらしいのだが、何、このXって。 X-Men から来たのかしらんなどと思っていたが、ああ、剣心の頬のバッテン傷に由来するのか。

●原稿の締め切りが明日だけど、見なかったことにする。

●現実逃避終了。確定申告へと去る。
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