「ブロック」じゃだめだ (2002-03-21 02:13:11)
師「前回の復習としてじゃが、前回の感想を述べてみぃ」
猫額亭「は。師はガン○ムについて造詣が深いと見えました」
師(ぎく)※1
猫額亭「あの技名はジェットストリー○アタックが原典でございましょう」※2
師「そ、そうではなく、あー、そ、そうぢゃ、前回の文章と題名の関連を述べてみよ」
猫額亭「は。みっつというのは<黒三連>の三連と関係があるというぐらいしか…」
師「まだまだ甘いのぉ。あの文章には<黒三連>以外にも、三がからんでおるのぢゃ」
猫額亭「はて?」
師「良く読め。<国またぎ>も三つ、書かれておるのぢゃ」
猫額亭「あー。芸が細かいですねぇ」
師「このようにどうでもいいことに頭を使うのは、枕草子以来の伝統ぢゃ」※3
猫額亭「奥が深い…」
師「では、実作ぢゃ」
【実作3】
★「隣の家に囲いができたってねぇ」
☆「かっこいい」
猫額亭「これは塀とへえとかをかけるんじゃありませんでしたっけ」
師「うむ。このように誰でも知っておる作品のオチを変えるのを<ずらし>と言うのぢゃ」
猫額亭「和歌における本歌取りのようなものですか」
師「そうぢゃの。似ておるのぉ。そもそも言語とは伝統的な存在ぢゃ。その意味で先行ているテk、ぃゃ、作品の影響を明示するのは正しいのぢゃ」
猫額亭「今、作品のところをテクストと言おうとしてましたね」
師「やかましいぞ、現代思想○ブ」
猫額亭「は」
師「ん?」
猫額亭「何かありましたか?」
師「お主、顔が変わっておるのではないかえ?」
猫額亭「ぎく!!」
師「あ、お主、前回まで<描>額亭だったぢゃろ」
猫額亭「誰も気付きませんよ、そんなこと」
師「ふ」
猫額亭「う、ウケルためにわざとでございますからね、辞書登録ごときで入力を間違ったんじゃないですよ」
師「そうか、辞書登録で間違えたか」※4
猫額亭「…」
※1 この「ぎく」は「
ねじ式」に出てくるお婆さんの「ぎく」に近い感じだと思ってください
※2 ちなみに筆者が中3の頃、部屋にジェットストリームアタックのポスターが貼ってあった。
※3 たまに枕草子を教えていると、こんな話を千年も残した日本人に感動することがある
※4 今では辞書登録の仕方がわからない…。