国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

笑ひ話を楽しまん! 満月と稚児〔1〕暦と仮名遣い

2023-02-28 11:47:01 | 国語

<訳文>

八月十五日の夜の月を迎えて、僧がたくさん集まった(そうだ)。稚児も一緒に、月を眺めていたところ、大きい稚児が「今日の月くらいの餅を抱えてゆっくりと食べたら、楽しいだろうなあ」とささやいたときに小さい稚児が「なるほど、大きさはあれくらいで良いが、厚さが分からないと」と言った(そうだ)。

 

<古文>(改変あり。講談社学術文庫版377頁)

八月十五日の月を迎へ、坊主(ばうず)あまた集まりけり。児(ちご)もまじはり、眺めゐけるに、大児の「今日(けふ)の月ほどの餅(もち)をかゝへて、そろそろと食はば面白からむ」とささやきけるときに小児「げに、大きさはあれほどでも良きが、厚さを知らねば」など言ひけり。

 

<解説>

唐突だが8月の季節は何? と聞くと「夏!」と元気に答える人も多いと思う。「夏」休みだし。ちなみにだが七夕(たなばた)の季節は何? とも聞いちゃう。
 答は共に「秋」。昔のカレンダーはシンプルで1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋、10~12月が冬である。三か月ごとに単純に区切れるのだ。1月が春というのは「新春」という年賀状言葉に生き残っているな。でもって8月は秋の真ん中なので、さらに言うと15日の夜は満月なので「中秋の名月」と言う。ちなみに3日に出ている月は三日月である。「中秋の名月」は月見をするのが風流。今ではほとんど全滅しているかな。マク●ナルドの月見バー●ーに残っているくらいかもしれぬ。
 そんな中秋の名月の月見でお坊さんたちがたくさん集まっていた。「あまた」というのは「数多」と書き、まだ、現代語だと思う。
「稚児・児・ちご」は「1ちのみご。赤ん坊。2幼い子。幼児。3祭礼や寺院の法楽などの行列に、美しく装って練り歩く児童。4寺院や、公家 (くげ) ・武家で召し使われた少年。」のこと。古文ではよく出る登場人物である。
 あ。あ。
 ちょっと忘れていたよ。古文の初めの一歩であるが、歴史的仮名遣いというのがある。
「迎へ」は「迎え」、「坊主(ばうず)」を「ぼうず」、「まじはり」が「まじわり」、「眺めゐけり」は「眺めいけり」、「今日(けふ)」を「きょう」、「かゝへて」を「かかえて」(「ゝ」繰り返しを表す)、「食はば」を「食わば」、「言ひけり」を「言いけり」とするのが歴史的仮名遣いを現代仮名遣いにするという作業である。
 ふう。
 疲れるな。
 しかし、ここで整理せねば古文入門ではない。
 いくぞ。
【歴史的仮名遣い】
語中・語尾の「は・ひ・ふ・へ・ほ」=「わ・い・う・え・お」
      「ゐ・ゑ・を」    = 「い・え・お」
      「ぢ・づ」      =  「じ・ず」
 「~a(ア段)+ふ(う)」    = 「~o+う」
 「~i(イ段)+ふ(う)」    = 「~yu+う」
 「~e(エ段)+ふ(う)」    = 「~yo+う」
 「くわ・くゎ・ぐわ・ぐゎ」   = 「か・か・が・が」

●ついでにここで月名を整理しちゃう。
1月むつき・睦月
2月きさらぎ・如月
3月やよい・弥生
4月うづき・卯月
5月さつき・皐月
6月みなづき・水無月
7月ふみづき、ふづき・文月
8月はづき・葉月
9月ながつき・長月
10月かんなづき、かむなづき・神無月(出雲では神在月)
11月しもつき・霜月
12月しわす・師走


 三月生まれの「弥生」ちゃんや、五月生まれの「さつき」ちゃんなどは現存しているのではなかろうか。「師走」もよく聞くよね。ね。
 覚え方としては頭文字をとって「むきやうさみふはなかしし」と覚えるのが楽かと。昔は漢字を当てて「無興、三味婦、鼻が獅子」(興ざめするのは三味線を弾く女性の鼻が獅子のようなときだ)で覚えていた。まあ、私もそれで覚えていたが。

 ところで、「無興=むきょう」がどこから出たか分かる?

 「むきやう」を現代仮名遣いで読むと「むきょう」になるんだね。だから、説明の順番が暦、仮名遣い、暦になったわけ。いろいろと考えているのよ。
 結局のところ、現代人は素直に「むきやうさみふはなかしし」が簡単かもしれんな。

 今回は歴史的仮名遣い、月名と季節の把握をもって古文入門としよう。

 次回はこの文章の重要なポイント(文法、単語)を整理していこう。

 それまでは復習することと、訳文と原文をセットで読みくらべていくことをしてくだされ。それだけでも意外と古文の力はつくのだ。

 

 

 

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唐突なことに

2023-02-27 18:08:00 | 日記

●知人のお店が三月で閉店することに。

●元気なころ、周年パーティーでカウンターの内側に入れてもらい、バーマジシャンごっこをさせてもらった店である。

●他の常連さんとの兼ね合いもあり、3月1日に行くことに。

 流れによってはバーマジシャンごっこをさせてもらえるやも。

●ただ、『第43回 ゆうきともLIVE』を生で見ることは難しくなってしまった。

 見たい事情があったのだが...。

●まあ、2、3人の他人さま相手にクロースアップマジックを見せる良い機会かも。

 こういう機会はもうないかもしれないし。

●その店に行くのも5、6年ぶりかしらん。よく覚えてくれていたものだ。

●写真は演じる予定の『花言葉ブックテスト』(ストレートマジックショップ)

●『花言葉ブックテスト』は「ガーベラ版」を使用するつもり。

 写真のような言葉を送ることになるんでね。

●マスターへのはなむけの花言葉とでも言おうか。

 そんな感じ。

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笑ひ話を楽しまん! 古文をゼロから学ぼうー序ー

2023-02-26 19:10:43 | 国語

●今後、江戸時代の笑い話を紹介していこうと思っている。一般の読者のかたも楽しめると思う。現代語訳ではじめるので安心して読んでいただきたいものだ。

●うちは国語関係、マジック関係以外の読者の方も意識(は)しているのである。

●で、だ。

●自分が古文を好きになったきっかけは土屋博映師の『土屋の〈古文〉 (ナンセンス編)』だった。

●碩学である土屋博映師が下ネタを含めた面白い、笑える古文を紹介し、雑談こみで古文の知識(文法、単語)を伝えるという名著であった。

 この本から入門した自分は本当に運がいいと思う。

 古文は楽しい! から本格的古文勉強を開始できたのだから。

●土屋博映師の経験に裏打ちされた素晴らしい(国語屋としては恐ろしい)本であった。

●まず、初心者に伝える点を大胆に説明していた。

 文法事項や単語で読者(=古文に「ナンセンス」を求める者=多くの古文苦手者)を圧倒することなく、かといって初心者専用に偏ることがなかった。

 普通に古文公式を示して、かと、いって已然形とは何かなどの文法用語に深入りすることはなかった。

 この匙加減はさすがであった。下手に体系的にせずに、あとあと、効果を発するあたりを見抜いていらっしゃったのである。

 思い切りがいいというか。

●次に「面白い古文=ナンセンスな古文」を収集する力である。多くの古文に触れていないと、こういう真似はできない。

●こういう古文を集めるためには大量の問題を教えているはずである。

●歴戦の古文講師でなければこうはいかない。

●しかし、そのひそみ(顰)にならってしまおうというのが「笑ひ話を楽しまん!」シリーズをはじめてしまうという企みである。

●面白い古文を収集していない代わりに笑話集である『醒睡笑』を活用しようと思うのである。

 これなら笑える話が集まっているし、高校入試の出典としても多いので古文入門にはうってつけだと思うのである。

●しかし、だ。

●欠点がある。

●入試に出るのは平安前後の古文が中心である。西暦だと1000年前後である。

 そして、古文はやがて現代語に変化していくのであるが、江戸初期は1600年代なので真ん中あたりである。

●これは不都合。

 文法がやや現代よりなのである。

●また、当時の常識やらなんやらに「注」をつけなくてはいけなくなり、読みにくくなること請け合いである。

●で、だ。

●まず、構成として訳文、古文、解説という順番で掲載していく予定である。

 これは私が『土屋の〈古文〉 (ナンセンス編)』を読んだときのやり方である。訳文を先に読んでおくシステムにしておくと、注も減るし、一般の読者の方=入試古文に関心なんかねーよという方でも楽しんでもらえると思うのである。

●次に『醒睡笑』の本文を改変しちゃおうと思っているのである。これも注が減る。「連一検校」より「杉原連一検校」のほうが人物のことであるとわかりやすいと思うのである。

●さらに改変すると都合が良いのは文法を平安時代(中古)っぽくできるのである。この辺り私は勉強不足なので正確にできるとは思えないが、まあ、受験古文、高校古文程度に改変はできると思う。例えば「見た事がなひ」は「見し事なし」にするということである。「見た事がなひ」は「見た事がない」と読み、現代語に近づいているとわかるよね。

●さて、実はうちのブログは古文文法の知識はかなり網羅しており、解説と関連する文法知識はリンクで詳しく勉強できる。

●「笑ひ話」で古文はかなりいい企画だと思うのである。

 なるべく、文法というより読解を中心にしたい。ただ、短いので、このあたりを説明できるかどうかは、実際にやってみないと…。

●まだ、読み始めたばかりだけどな。

 

 

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パドルでリハビリ(2)

2023-02-25 21:25:50 | パドルマジック

テンヨーの「パドル・コレクション」でリハビリをすることにしたが、23日はクリーニング作業で終わった。

●というか、妻がやってくれた。

 私では汚れが上手く落ちなかったのだ。

●昨日は写真のパドル「ソロ」でリハビリ開始。ちなみに下のカードは「ソロ」とは無関係。背景。

●指先を動かすことと同時にマジック勘を取り戻すのが目的。

●「勘」というのは試しに説明書なしで、この道具をいじってみるのである。

●妻に見せる。「ふぅん」くらいの反応。「できてるできてる」とも言われた。

 いわゆるフツーという感じ。

●で、だ。

●今日は解説書の通りに演じる。

 私が最近、複数のパドル(パドル・コレクションとかさ)をいじっているので、同じパドルを二日続いて使用するとは思わなかったようだ。

●妻の感想。

 「きれい、きれい」

 褒め言葉。やはり、正式な手順は強いな。

●余談だが、パドルで「きれい」という感想は重要。なにせ、宝石(設定のなにか)を使っているんだもんな。

●特記すべきは昨日の自己流の手順が思い出せなくなった。

 つまり、できなくなっていたということである。

 やはり、解説書の手順は美しいだけでなく、合理的なのだ。

 

●さすが正規の手順、考案者である菅原茂さんの手順である。

 

●次は「デュエット」、いわゆるジャンピングダイヤを解説書通りに演じてみるかな。

 マジックランドの手順(「ストレンジスティック」)でしか演じていないんだよね。

 ランドの手順って確か特殊だったよね。

 

 

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パドルでリハビリ

2023-02-23 20:09:00 | マジック

●写真はテンヨーの「パドル・コレクション」。
●久しぶりにパドルの復習がてらいじってみようかと。

●パドルは体調が悪くても遊べるところが良いね♪

●保管状態が良くないなあ(泣)

●1985年製やから、仕方がないっちゃあ仕方がないよね。



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表(おもて)面系オムニデック

2023-02-22 16:37:00 | マジック

裏面の反対語は表面(おもてめん)?

 表面だと「ひょうめん」とも読めるしなあ。

●演出としてはアンビシャス・カードで上に何度かあげたあと、相手の両手にデックを挟んだ状態からなおも上げる。

 その次に一番下に移動させましょうと言ってから、ごにょごにょして(工夫してくだされ、想像してくだされ)手をあけると、なんと、表面(おもてめん)が刻まれた透明なブロックが! という展開。

●両方とも写真だと見づらいぞ。

 いや、実際にも見づらいけど。

●最初に私が購入した表面(おもてめん)オムニデックが「クラブの8」のもの。

 ウィザードインで入手したのではなかったか。

 オムニデック・ファントムという名称のはず。他に「ハートの4」も販売していたはず。

 今となれば購入しておけばよかった「ハートの4」。コレクションとして。

 誰か持っていたら、譲ってください。

●写真でおわかりいただけると思うが、下にカードを投影することができる。

 しかし、すりグラス状のために見にくい。

●側面はとあるテープで処理してある。何テープかは考案者の許可がいるかもしれないから伏せる。

 気になる人はいろいろと試して。

 

●箱のある方は「Palmer Magic」製。たしかオムニデックの本家だよね。このメーカー。たしか。

●クラブの3が刻まれたスペシャルエディションとのこと。

●東京マジックで購入したみたい。

●箱の中にはクラブの3のハーフフォーシングデックが入っていた。おいらがいれたのかな。

だとしたら、健気。



●印刷した表面(おもてめん)オムニデック、どこかで作りませんかね。

 あるいは、もう、ある?

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裏面プリントオムニデック

2023-02-18 19:02:31 | マジック

 
●裏模様がプリントされていたり、彫られていたりするオムニデック。
 
●単なる趣味です。
 まあ、私にとってマジックは全部、趣味なんですけどね。
●実用性があるかというと、どうなんでしょうね。
●けど、いい物を使っているなと観客に思ってもらえると思います。
 贅沢感があるとでもいうか。
 少なくとも、演者の気合いが入りやすい道具だと思います。
 演者の気合いは観客に伝わるものです(と信じています)。
 
●ホームページには「無理を言って作ってもらったこだわりの逸品です」とある。
●なくなってしまったら、レアものになるかもしれませんね。
●赤は品切れですよ、すでに。
 
●彫刻タイプと金色は知り合いから譲ってもらったもの。
 まだ、実戦投入なし。
 ただ、金色のオムニデックのために金色のBICYCLEを6個買いました。
 使う気まんまん。
 
●早く元気になりたあい!
 
●オムニデック紹介シリーズ。
 まずはここ(裏面)から( ̄ー ̄)ニヤリ
 
 
 
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Straight ジャンピングダイヤの試作品到着ッッ!

2023-02-17 20:18:47 | マジック

画像

到! 着!
 試作品到着ッッ! 試作品到着ッッ!
 
●Straight ジャンピングダイヤの試作品が(無事?)到着。
●左側が試作品。
 
●試作品より製品版の方が短い。これは解説動画に出てくる技法を行いやすい長さ。
 かといって短すぎるのではなく、製品版は良き長さ。
●太さ、重さは私の好み。
 
●ちなみにマジックランドさんのストレンジ・スティックは私にはちょっと太くて、ちょっと短く感じる。
 友人には、ちょうど良い大きさとのこと。
 まあ、三つもストレンジ・スティックを買う(発売当初、復活当初、プレゼント用)ほどのストレンジス・ティック好きですが。
 
●色合いは石の輝きをより良く見せる試作品より濃く塗装されている。
 
●製品版の真ん中の模様は曲線を混ぜて優雅な感じ。
 試作品だと直線的で木目のひびにも一瞬だけど見えるのよ。
 
 
●こうやって調整して製品を練り上げていくいんやなあと感心しました。
 
 
 
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ジャンピングダイヤ(Jumping Gem )のオープニングの口上(追記あり)

2023-02-14 23:17:00 | パドルマジック

「ジャンピングダイヤ(Jumping Gem )らのご紹介」で色々と当ブログには珍しく具体的に短所こみで書いてみた。今までは絶賛型記事を中心にしていたので。偉そうに語れる立場にもないわけで。

●しかし、今回は挑戦として書いてみた。

●しかし、関心がない、もしくは所有していない人には現象が分かりにくいだろうということで、先に動画を二つ。

●私の動画貼りには癖があって、公式的なものしか貼らないのである。メーカーさんの動画とか。

 それでも2パターンあった。

まずはオーソドックスな手順なのがDPさんのもの

【マジック・手品】 M7232/4 PM 宝石の飛行(銀)/(銅)

次に可能性を追求したのが(かっこいい!)マジックランドさんのもの

Strange Stick (Jumping Gems)

●とまあ、二本のスティックと宝石を使用したマジックである。出現、飛行、分裂、移動、変化など多様な現象が起こせる傑作である。

●私がネックにしていたのが冒頭。なんと言ってスティックを出すかである。

●「手品見て」の一言で済ますこともあるが、私は語るときは長いのである。

●まずは「もとは占いの道具である」という説明をする。「占い」は意外と観客の関心を持てる話題である。

●次に占いは偶数で構成されていることが多いという説明をする。易の陰陽ないし六十四卦、12星座、12支、干支で60、タロットカードで78枚(大アルカナ22枚+小アルカナ56枚)、トランプの話(52枚ないし54枚)をしてもいい。私は最後に「そういえば血液型も4種類ですね」でしめることが多い。

●これらの説明は全部する必要はなく、取捨選択で。相手の好きそうな(あるいは知っていそうな)占いを選んだり、時間の都合で選んだりする。

●「これは、そのある占いの為に作られた棒(私はでまかせで占いをでっちあげている例えば「ハンガリーのジプシーが好んで使用する棒です」とか)を真似して作られた棒でちょっとしたマジックができます」と言いながら始める。

●めちゃくちゃ長いが世界観を広げたい方、語るのが好きな方は試してみるのも一興かと。

●端的な話が一番だけどな。ストレートマジックショップの「お箸」の話は秀逸。

●追記

「ちょっとダイヤをお借りしますよ」という始め方がありますけど、2本のスティックを出す理由には弱いですね。

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大阪小旅行

2023-02-14 14:13:45 | その他・雑文

●土曜の朝、義母さまの車にて西日本某地方都市駅へ。祝日なので義母の仕事がなくお願いできた。バスで駅に行くのに半分の時間ですんだ。

 ラッキー。

●朝食はローソンで購入。「盛りすぎチャレンジ」購入できず。

 ち。

●昼食は串揚げ。大阪だからな。ただし、串家物語。大阪以外にもあるね(笑)

 西日本某地方にはないけど(大笑)

 ただ、おふくろと新宿でよく食べに言ったお店だから、思い出のお店と言えなくもない。

 おまけに待ち時間はなしで入店できた。串揚げをわざわざチェーン店で食べる人は大阪では少ないのかな。

 地元にある本格的なお店に通っているに違いない。

 串家物語は食べ放題なのでお腹いっぱい。エビフライ、カキフライねらいであったよ。

 肉も食べたが。

●ホテル到着。部屋がワンランクアップ。ソファーがあるの。当初はベッドしかない部屋だったのに。

 ただバリアフリー。段差がない。風呂やトイレと段差がないのを嫌がる人もいるみたい。

 私にはラッキー。

●妻は同じ趣味の友人とチョコレートを買いに催事場へ。

 私のフレンチドロップのためだけに妻をつき合わせるのは気の毒だと思っていたのだが、友人と出会える機会となってよかった。よかった。

 楽しかったらしいよ。チョコレートの催事場。なぜか、オレンジピール系のチョコ中心。まあ、うまいから良いのだけれど。

 その間、私は疲れて寝ていた。

●あ。あと、ストレートマジックショップのストレートジャンピングダイヤ本革製バニシングデックを少しいじる。

 趣味人としてのたしなみな。

●↑上↑は夕食の前菜。パテ類、うめえ。

 ホテルの中(外へ一歩も出たくなかった)のレストランで小洒落た料理を出すお店なのでピザも小さいだろうと思って二皿、注文。

 失敗。普通の大きさ。昼食が食べ放題、しかも、串揚げだったので、夕食にピザ二皿はきつかった。

 けど、コカ・コーラゼロで流し込むことに成功。

 コーラとピザの組み合わせ考えた人、天才。

 少し残したが、しゃあない。お店の人には謝った。

●次の日の朝食は朝マック。これも西日本某地方で食べるのは困難。

 朝マックの時間までに行けないよ、マック。病院のついでに行ったとしてもランチが限界。

 朝マックも貴重。コカ・コーラゼロを飲む。

●ホテルチェックアウト。同じビルの大丸東急ハンズへ。昔(いつだいつ?)はトリックスの品を扱っていたんだけど、テンヨー系しか扱っていなかったなあ。

 残念。

●その後、谷町九丁目駅へ向かう。東梅田駅まで徒歩で行ったんだけど、他に簡単なルートあった?

 大阪駅周辺の交通機関複雑すぎ。新宿駅の方が楽な気がする。

●谷町九丁目駅でエレベーターを探して地上へ。ファミマが2軒見えたので、現在地が一瞬掴めず。

 予習として、まずはフレンチドロップへ下見に行く。

 その後、駅とフレンチドロップの間にあるラーメン屋さんで油そばを食べる。これもなかなか西日本某地方では食べられない。

 写真、撮りわすれた。

 地元の人の評価は分からないけど、私には美味しかった。味玉、頼めばよかった。

●西日本某地方と言えば

 JONIO氏「ハロウィンで仮装しましたか」

 妻「していません」

 JONIO氏「どちらからいらっしゃったんですか」

 妻「西日本某県です」

 JONIO氏「まだハロウィン文化ないですね」

 妻「はい、ハロウィンは伝わっていません」

 というやり取りが行われるくらいの田舎。

●しかし、歩いた。普段は谷町九丁目駅→フレンチドロップ→ラーメン屋さん→フレンチドロップ→谷町九丁目駅くらいの距離しか歩いていないからなあ。ぃゃ、そんなに歩いていないか。

フレンチドロップでJONIO氏と高重翔氏のショーを観る。詳しくはリンク先をご覧になってくだされ。

●ショーの後に妻、私、高重翔氏とJONIO氏の四人で写真を撮る。たしか、風希さんに撮っていただいたはず。

 ありがたい。

●友人に写真こみでLINEすると「二人、カタギじゃない人がいるW」という返信があったけど、誰と誰?

 妻は外したとしても、誰と誰?

●東梅田駅から大阪駅へ。

 しかし、歩いた。大阪駅の中で、疲れ果てる。ベンチで座ることにする。

 その間、夕食、ご実家へのお土産の調達に妻は単独行動へ。

●夕食は帰りの車内で肉いなり、スペアリブ、カレーパンなど。

 スペアリブがカレー味だったので、かぶった。

 妻は見た目でデミグラスソースだと思ったみたい。

 旨いからセーフ。ぜんぜん、あり。

●西日本某地方都市駅についたときに妻が実家へのお土産を車内に置いてきたことに気づく。JR西日本、義父のおかげで次の日(昨日)に妻のご実家の手に渡る。

●帰宅すると不在票がポストに。次の日(昨日)に受け取る。

 鈍器のようなチョコレートが届く。

 

●というわけで、今日はバレンタインデーである。

●歩きすぎのせいか、まだ、身体が痛いので横たわっていますけど。鈍器のようなチョコレートとオレンジピールのチョコレートを横たわって食べていますけど。

 

 

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