基本、ゆうきとも氏特集です。
【
クイック・モンテ】
マンスリーマジックレッスン41号所収。シンプルでいい手順です。普通の人に見せるなら、これで十分です。まさに「カジュアル」です。
【
マセマティカル・スリーカードモンテ】
マンスリーマジックレッスン45号所収。通常のモンテは観客が当てようとして、当たらないというマジックなんですが、これは客が混ぜたカードを当ててしまうという演出。演出はいろいろと楽しめそう。
※テンヨーのサイト「マジックテイメント」でも紹介されています。
演出や手順は違いますけど。
【
サイドウォーク・シャフルwithジェイウォーク・シャフル】
サイドウォーク・シャフルって、こなれたおしゃべりでやりたいですよね。
で、だ。
そのためには技法も手順もシンプルでなくてはいけないわけです。
だのに、ギミックカードをあんなにしたら、こんな事が起きてしまい、ぶち壊しってことがありえる手順が多い中。
かなりシンプルにゆうきとも氏はしました。
やるぞぉー!
と思ったら。↓こんな作品が。
【ジェイウォーク・シャフル】
わざわざ100円均一ショップでクマのシールを買いに行きました(謎)
シンプルでフェア。うまく見せるには難しいが、手品って全部、そういうものだよね。
私なら、あの技法(ジェイウォーク・シャフル用のカードだと使いたくなる技法)を多用するのに、非常に節制されている。
せっかく、サイドウォーク・シャフルをやる気が起きたのに、こっちをやってしまう。
んー。
【ワイルドモンテ】(6月29日追加)
マンスリーマジックレッスンVol39所収。正確には4カードモンテ。しかし、いい作品なので、ここで紹介。
手順に組み込みやすい作品。実際、この号の通りに見せれば、観客は満足すると思ふ。
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ここからはその他、紹介していないものを。
【インプロンプトゥ・タイニー・ウォター】
野島伸幸作。未発表。
オイル・アンド・ウォーターの研究家でもある野島氏がタイニー・ウォターをレギュラーでできるように改案した作品。
確かにレギュラーでやりたい内容の作品だったが、実際に作る人がいるとは。
【Guess Again Revelation】
Barry Taylor作。
4枚のカードで始まり、一枚減らしてという感じで3カードモンテに。
とにかく豪華な現象。
ジャンボコインまで出る始末。
楽しいよ。
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6月15日追記
【3本ロープ】
二川滋夫氏作。プロフェサーナイトメアーをカードで行うという傑作。正確には3カードモンテではありませんね。
ただ、演出次第ではモンテっぽくできなくもないです。
「ここにある3枚のカードは3カードモンテと3本ロープモンテを合わせたものなんです。意味がわかりにくいですかね」
「この絵に描かれた3本のロープのうち一番短いのを覚えてください」
↑のように演出していくとおそらくモンテっぽくなるかと。
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6月22日追加(ちなみに購入は6月21日だったりする)
【アントゥラージ】
ゴードン・ビーン作。きっぱり言いますが、これは3カードモンテではありません。
素晴らしい予言のマジックです。ちょっとこりすぎと受けとる人もいるかもしれないけど。
が、だ。
演技が終わった時、Q1枚、ジョーカー2枚の状態になるんですよ。
3カードモンテっぽいでしょ。
がんばれ←どういう意味だ