商品紹介はひさびさな気がする。
意外と集まった感じ。
●OMC
ブランクカードのパケットを用いた作品。 オイル&ウォーター、モンテ、カラーチェンジ(フェイスの出現)の連続現象。
オイル&ウォーターマニアである野島氏のこだわりが感じられる作品。
ブランクカードは全面変化こそがふさわしいので、クライマックスは問題なし。
前段階も表と裏という面積の大きいところを利用しているし、見てわかりやすい。
White×White所収。
他にも、同じ構成のパケットでできるマジックもあるよ。
●Gaffless OMC
上記作品をレギュラーカードだけでやろうという作品。
本当にやろうとしているところが偉い。
別法では、本当にレギュラーだけでやる。
ここまで野島氏は考えるんだぁと思った。
私はOMC派だが、Gafflessでやりたくなることもあるだろうし、この作品は面白い。
Gaffless所収。
●ラバーバンド・イリュージョン
上記2作品と同時期に発売された野島伸幸氏のDVDで輪ゴムマジックのDVDである
Rubber Soulに入っている作品。
当然、3カードモンテではない。
が、2枚の絵札とお金を使うマジックなので、モンテマジックのあとに「マネーカードではなく、マネーを使いましょう」などと言って続けるといいやも。
ちなみにとあるモンテ作品も前ネタとしてできるやもよ。
これをモンテで紹介するとは、野島氏も予想していないと思いたい。
●
ノースライト・モンテ
スライトいわゆるテクニックを使わないというモンテ。
カードの扱いの基本は必要。
現象は4枚からの1枚減らしての3カードモンテ。
クライマックスも表向きでできるし、ある程度の長さもあっていいんじゃないかな。
私の好みでない部分もあるが、ノースライトのためにやむなし。
●TRICA
Wladimir(ウラジミール)氏の作品。
クリップやらホルダーやらをきっちりと使う。
3枚から1枚減らす感じ。
2カードモンテのようなと言ってもいいやも。
こういう構成の3カードモンテは持っているが、演出と言うか、手順は好きかも。
現象終了後、手渡し可能だけど、モンテの場合、渡さなくてもいい気がする。
むしろ、その手間が怖いかな。
おいらの場合はだが。
●Clip Monte Climax
ZEKI氏のClose-Up Idea Vol.1所収。
最近の流行らしく外国語はわからなくてもわかりやすい解説というか画面でしたよ。
ちなみにこれもクリップを使うよ。
冒頭の3枚のカードを出現させるフラリッシュのシーンが珍しかった。
パケットケースから出すのが嫌な人はこの手があったんだね。
きちんとフラリッシュの仕方も解説されていたよ。
また、納得のいくギミックが使われており、その作り方も丁寧に解説されている。
そのギミックのおかげで、おいらもひっかかった。おやと思ったわけさ。
なお、他の3カードモンテのあとに実演することも可能だよ。作品を選ぶけどな。
クライマックスはこれにすると文句なしのショーになるだろう。
クリップの可能性を考えさせてくれる良作かと。
●jubeat(ユビート)友達お誘い手品キット
jubeat(ユビート)という音ゲーの宣伝についていた。
いわゆるアラビアンカード。クラブの2、ハートのA、スペードの3のカードからハートのAを取らせると「ユビートで、いっしょに遊びましょう!」というカードになる。
マジックの本当に初心者に向けての工夫が面白い。
さらに「スペードの3」が普通のトランプと違っていて面白い。
すごく前のグッズだと思うけど、紹介していなかったと思うので、紹介。
・・・・・・・・・・・・・・・5月5日追記・・・・・・・・・・・・・・
●W変身忍者カード
企画・開発 新城泰一氏。
タネあかしをしておいて実は違うという展開のマジック。
タネ明かしもしやすい有名なマジックなだけに、そこからの現象はいいよね。
「クラブのQ」が「クラブのママ」になるカードもある。
さらに、自作用のカードもついたし、大きめのカードなんでパーティーにも向いているし、こういうマジックが好きな人は購入してもいいと思うよ。