金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

変わった花姿、ナンバンハコベ!

2019年09月05日 22時32分29秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

 見るほどに変わった花姿の、ナン
 バンハコベ(ナデシコ科)
 この外見が日本風ではなく、異国
 の花みたいや!と言うことで、こ
 の名が付けられたようです。
 外来種ではなく、純粋の国産植物
 ですよ。




 ひょろひょろと茎を伸ばし、他の
 草木に寄りかかるように分枝、
 横に広がっていきます。
 花には、先が二つに切れ込んだ、
 細長い花弁が五つあり、途中で外
 側に急角度で、反り返っています。

 この曲がっているのは、なんでな
 んやろか? 
 何か理由があるはずやな、、、





 細い糸状の物は雄しべ(10本)
 花柱3本。
 真ん中に見える果実は、今は
 まだ緑色ですが、熟してくると
 黒くなります。

  オオヒキヨモギ(ハマウツボ科)
 1年草の半寄生植物。
 
 半寄生とは、葉緑体を持ち、自らも
 光合成を行うが、自身の根を他の
 植物の根に食い込ませ、養分を分
 けてもらうと言う、形態のこと。



 金剛山では、姿を見かける機会が
 少なくなった貴重種。



 ツリフネソウ(ツリフネソウ科)



 ミヤマウズラ(ラン科)





 ツリガネニンジン(キキョウ科)
 金剛山に咲くこの花、
 ツリガネニンジンではなく、
 「サイヨウシャジン」だと言う
 ことで最近、名前の表記が
 一部、変わってきたみたい。
 が、私はとりあえず馴染みの、
 昔の名前のままで、、、



 トキリマメ(マメ科)



 クズ(マメ科)



 9月に入り、草木の果実類が目
 につくようになってきました。
 まだ色づくには早いものもあり
 ますが、少し集めてみました。

 ウスノキ果実(ツツジ科)



 サルトリイバラ果実
    (サルトリイバラ科)



 チゴユリ果実(イヌサフラン科)



 ヨウシュヤマゴボウ果実
        (ヤマゴボウ科)



 ヤマガシュウ果実(ユリ科)



 ヤマガシュウの果実を探して、ごそ
 ごそしていたら、果実ではなく、蜂
 の巣がぶら下がっていました。
 おっと、危ないとこやった、、、



 カラフルなノブドウ果実(ブドウ科)
 美味しそうな、お菓子のような
 果実ですが、これはノブドウ
 タマバエなどが寄生してい
 る「寄生果」(虫こぶ、虫えい)
  実の中で、昆虫の幼虫が生活
  しています。



 正常な果実は、このように白っぽ
 いですが、全体の数は非常に少な
 く、ほとんどが寄生果のようです。



 アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)



 アケビ(アケビ科)



 下山の途中で、赤紫色のキノコ
 を、撮影中の方に出会った。
 名前はベニイグチと言うそうだ。
 金剛山ではあまりお目にかかれ
 ないキノコだと聞き、私も一枚撮
 ってきました。





 


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