ここのところ出張やらなんやらで新規投稿もおろそかになってしまいました。すびばせん・・・ズズッ。
実は先週木曜日から上京していたのですが、上京前夜まで風邪ひきの娘といっしょに寝ていた結果、羽田空港についた段階で鼻水ズルズル状態となっていました。仕事中もズルズルですが、帰りの飛行機でもズルズルで体はヘロヘロ。帰りの飛行機の中で耳が抜けたまんま直らなくなってしまいました。「こりゃダメだ」という感じで次の週末を待っていたのですが、苦しき時に朗報あり。以前から見積を出していた耳鼻咽喉科のドクターから書類を預かることとなったので、勝手に相談したところ「内耳と鼻腔あたりに炎症があるんでしょうね」とのこと。通院決定。早速、既に開業しているもう一人の知り合いの先生のところを訪ねて加療してもらいました。
そのドクターから聞いた話ですが、早期の風邪(鼻水ズルズルとか喉あれなど)は耳鼻咽喉科の範疇なんだそうですね私なんかなんでも内科に行くタイプでしたが、今回耳鼻咽喉科に行ってみて専門性がよくわかりました。内科の先生が「はいアーンしてぇ」と喉を見ていますが、耳鼻咽喉科の先生によればあれは見てるだけで、10人来れば10人に同じ抗生物質と頓服薬を出してるだけだそうです。
後、興味深い話だったのは「耳鼻咽喉の癌は手遅れの患者が非常に多い」という話。肺や胃は健康診断で検査するけど首から上は検査しないから見つかりにくくて自覚症状もなかなかでない。ちよっと耳が聞こえずらくて・・・といったときにはほとんどのひとがダメなんだそうです。(ただし、首から上に癌ができる人の数自体が比較的少ないのでビビらなくてもよいとのことでしたが。)
「耳かき」して外耳を刺激してると癌化することが多いとのことで、我が家では「耳かき厳禁指令」を出しました。「毎日のように刺激を与えることは基本的に癌化の原因になるんです。耳あかは自然に排出されるのであえて耳かきしなくても問題はないんですよ。」目からウロコ。皆さんも気をつけてください。くれぐれも風邪をひいたときはまず耳鼻咽喉科ですよ。