Remains of The Accidents

アクシデンツなページ

もうすぐ来年

2012年12月29日 | つれづれ

太宰治の小説に"人生はcomedyかtragedyか"と問うところがあったように記憶している
「人間失格」の最終章、どうしてもダメな自分が女に睡眠薬を買いに行かせて飲んだところ
薬は下剤、しかも薬の名前が確か"ヘノモチン"というのに思わず笑ってしまう・・

廃人というのは喜劇名詞だとして章を終える


昨日、仕事を終えてそんな気持ちになってしまった

今日から正月休みだ

今年も無事暮れていき、なにもなければ来年がやってくる
少しの手間と愛想でこれだけの金銭をせしめて来年も生きていく
馬齢は積み重なり、もうすぐ半世紀になるのだが
喜劇はまだ終わらない


コメント
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