マスタークロックのレベル変換基板(5V→3.3V)をタイから入手したので、早速取り付けてみた。
バッファのトレラント機能を使ったレベルシフターである。
だが、これが予想に反して結構大きい(上面の基板)。ICに対して基板が大きい。
取り付け後は、こんな感じ。取り付け場所にもちょっと困った。
レギュレータの入出力の平滑コンは、例によって、OSコンに変更した。
レベル変換後の波形を見ると、オーバーシュート、アンダーシュートがひどい。
深夜の作業だったので、とりあえず、これで、聴いてみる。ちょっと音が良くない。以前より悪くなった気がする。
この波形のせいだろうか?
どうやら、このオーバーシュート、アンダーシュートは、バッファに74LCX245を使ってあるので、パワーがあり、応答性も良いためと思われる。
そこで今日、バッファの出力にダンピング抵抗を追加、色々と試した結果、82Ωでよい結果が得られた。
ついでに、クロックモジュールの電源をDC7Vでは無く、直接トランスの出力AC8Vから取る。
電源の安定性(揺れ)を見ると、こちらが良かった。
波形を見ても、綺麗である。多少のリンギングは、オシロのプローブの影響。
早速、CDを入れて動かして見ると、読み込みもなんとなく早い。
良さそうだぞ~!!!
音を出してみる。
一聴して、びっくり、非常に良い。今までの中で一番良い。
情報量がすごい。音が溢れている。空気感をしっかりと感じ取れる。
これは大成功。また一つグレードアップした。
ついでに、今まで持っていた既製品のイギリス製のCDプレーヤとも比較したが、こちらが良い。
世の中に1台だけだぞ。ちょっと優越感。ご満悦である。
クロックひとつでこんなに変わるとは、やっぱり音の入り口は重要である。
誰かの言葉を借りると、今までは、蛇口を絞って聴いていたが、クロックをグレードアップする事で、蛇口を全開にして聴くことが出来る。
そうなると気になるのが、ピックアップからDecorderまでのデータの転送である。ここもきっと影響するだろう。
CDに刻まれたデータを100%引き出さないと、レコーディングエンジニアに失礼である。
CDもまだまだ生けるぞ。
CDのデーターを充分に引き出せずに、24bitとかPCオーディオに逃げているんじゃなかろうか?
ちなみに、この私のCDプレーヤはUp samplingがありあます。
明日は、アナログの伝送路、RCAケーブルの自作をする予定。
今日、やっとの思いであのBeldenの8412を手に入れた。