DACやSRC ICの周りの電解コンの半田を修正するだけで、おおっーと、これは驚き!!。って効果がありましたので報告します。
このことは、Burr Brownの技術資料を読んで勉強したり、事実、この部分をさわると音が微妙に変化していたので、以前から気になっていた部分。
具体的には、以下の通り。
SRC4192やDAC IC PCM1792にぶら下っている電解コンデンサが、以前OSコンに交換した時に、半田こての熱を気にして、足のリードを長め(5mm位)にしてあったのである。
Burr Brownの文献・技術資料「PCMデバイスの基本接続とPCレイアウト設計」にも書いてあるが、この電解コンは出来るだけICの近くに最短距離で配置することが高音質を得るためには重要である。
そこで、この電解コンを思い切って再半田して、足を出来る限り短くしてみた。
早速、音だしをして見たが、最初はどうって事なかった。そうです、OSコンは一度熱を加えると本来の特性を得るまで通電が必要です。2時間後、どうでしょう。音に変化がありました。
なんと、今まで以上に音に臨場感、なま生しさが出て、さらに音の細部まで表現する様になりました。
これは、ほんのちょっとした事で、大きな効果です。目からウロコです。
やっぱり、Burr Brownの技術資料どおりです。やっぱりメーカーのマニュアルに従わなきゃ。文献には悪い配置例も書いてあります。最高のDAC PCM1792の特性を引き出すには、一読の価値ありです。
あっ?、と思った人は、是非やってみて下さい。