先日のAC電源レギュレータの導入以後、AC供給電源の重要性を少し感じ始めたので、次にAC電源ケーブルを交換してみたくなった。
この部分については、世間でケーブル類(AC、ラインケーブル、スピーカーケーブルなど)の中では最も音が変わる部分とか言われたり、理論的には変わらないと言われたりと両論あり。でも、オーディオの世界では、何やっても変わるので、私も本当に効果があるのか疑いを持ちつつ、一度自分でも試してみるしかないと購入した。
購入したのは、ケーブルはスウエーデン製のSupra LoRad2.5、プラグはフルテックのCuプラグFI-11Mである。
プラグ部分
ケーブル部分
全体像
適度な硬さで、扱いやすい。
銅プラグを選んだ理由は、金、銀とかのメッキが施してあると、何となく音に色づけされそうな、キンキンしそうで、自分の目指す音と違いそうな気がしたからである。
パワーアンプ(McIntosh MC-275)は、交換式になっていないので、プリアンプに使って見た。
音の感想は、
この音の変化は、何て表現したら良いのか、ちょっと文章表現が難しいです。
あえて、言葉にするなら、艶やかさが増したというか、上品な音というか、いつまでも聞いて居たくなる、うっとりですね。熟成されたワインの様ですね。渋さが取れたというか。雑味が無いです。
やっぱり、ケーブルで変わるもんですね。
それに、理屈的にちょっとわかった事がある。
電流がケーブルの中を流れる時電流がケーブルの中を流れる時は、
電流が流れる-->電子が移動する。
基本的に理想導体中の電子の移動速度は、光の速度と同じで3×10の8乗mと言われています。
実は、伝送路の入り口に入って来た電子aがそのまま伝送路を猛スピードで移動して反対側の出口に電子aとして出てくるのでは無くて、入って来た電子aは、元々伝送路にある分子bにぶつかり、また次の分子cにぶつかり、次にdとなって、伝わって行き、(押し出されて、突き出されて)、言うなれば、トコロテンの様に突き出されて、反対側から出て行くのである。
だから、伝送路(ケーブル)の中の分子、分子構造(亀の甲)によって、伝わり方に何らか変化をもたらすである。ここで、音に色づけされてしまうのである。これは、それぞれの機器の中での信号の伝わり方でも同じである。
この伝送路(ケーブル)の長さ、及び流れる電流量(電子量)によって色づけの支配量が変わってくる。
だから、電流伝播量の多い電源ケーブルやスピーカーケーブルは変化量が大きい。
と、私はこの様に考えています。
実際にデータで示す事は出来ませんが、、、
CDプレーヤーの電源ケーブルも変えてみたいが、効果があるだろうか?、、