My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

ロックレコード名盤・オリジナル版 ~(その4) Queen~

2016-07-03 21:29:52 | レコード

久々のロックレコード名盤・オリジナル版の投稿になります。

今回は第4弾として、クイーン(Queen)について、書いてみようと思います。

フレディ・マーキュリー生誕70年、オンキョー創業70周年になるらしく、e-onkyoで6/22から「Queen」の5タイトルがハイレゾ配信されています。

e-onkyoの説明によると、今回の配信は、マスタリングの帝王と言われるボブ・ラドウィック氏が1/4インチのアナログマスターからリマスターしたらしいです。

ボブ・ラドウィック氏は今までもオリジナル版レコードで取り上げましたが、レコードであればランアウト部にある「RL」の刻印が、この人がカッティングした証拠ですね。ロック~ジャズまで音質が良い事で有名です。私も何枚か持ってますが、音が良いです。

今回のQueenのハイレゾ配信も期待が持てます。機会があれば、購入してみようと思います。

 

それでは私が所有しているクイーンのアルバムLPについて。

私は初期の3枚のアルバムを所有しています。全てイギリスEMI製です。

 

Queen EMC 3006 Made in Gt.Britain 1973年 

刻印はYAX 4623/4624-3Uとあります。

クイーンの記念すべきデビュー作です。

発売当時、初めて聴いたとき1曲目から度肝を抜かれましたね。ブライアン・メイのギターの音。この音は何だ?フレディー・マーキュリーのハイトーンのボーカル。

レコードには「Queen」の文字が金色のジャケットもあるようですが、高値がついていて手が出ません。

Queenのレコードが発売された当時、3作目くらいまでは、レコードを買って聴きまくっていましたが、そのレコードはどこかに行ってしまいました。

それからはCDで聴いていましたが、特に、この1stアルバムは、以前聴いていた音とはあまりにも違い過ぎて、薄っぺらい籠った音で残念に思ってました。

これまで何度かリマスター版のCDも発売され購入して聴きましたが、それらも納得できませんでした。

今回、レコードを買い直し、しかも本国の英国オリジナル版を買って、やっと納得できました。「これだよ、この分厚いスピード感のある音。」

 

QueenⅡ EMA 767 Made in Gt.Britain 1974年

刻印は、YAX 4735-10/4736-7 Side Black :BLAIR'S CUT

カッティング・エンジニアは名カッターのクリス・ブレアーです。但し、片面のみ?

クリス・ブレアは、ビートルズ、ジョージ・ハリソンとかも手掛けています。

ジャケットは、ビデオ・クリップとかでも目にするメンバー全員の写真です。

このアルバムは、Side A/Bではなく、Side White/Blackとなっている。

Side Black。こちらの面がBlair氏のカッティングになっています。

内袋。

 

Sheer Heart Attack EMA 3061 Made in Gt.Britain 1974年 

刻印は、YAX 4881/4882-4U Side Oneのみ :TML-M

1974年に2枚のアルバムをリリースしています。このあたりから人気が鰻上り?。

ジャケットはペラペラ、内袋に底抜けを補修したテープが貼ってあります。

 

クイーンのアルバムの中で私が好きなのは、この3作目までです。あとは、あまりにも人気が出て商業的になり、惰性でリリースされた感があります。後期では「ボヘミアン・ラプソディー」くらいですね。

これらのレコードで、クイーン本来のサウンドが聴ける様になりました。


あとは、ボブ・ランディックが手掛けたリマスターがどうか?ですね。

ボブ・ラディックのリマスターは、ローリング・ストーンズのCDを聴いたことがありますが、確かに音が良かったです。


~追記~

先ほど、e-Onkyoから「ボヘミアン・ラプソディー」を購入、ダウンロードしました。

そして、ダウンロードしてから、e-Onkyoの説明をよく読むと、2011年にリマスターされたものが元の音源との事。

と言う事は、、、思い出しました、2011年に発売された「Greatest Hits」の音源と言う事では。

私は、このEU盤のCDを持っていました。 

グレイテスト・ヒッツ
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ユニバーサルインターナショナル

そして、早速聴き比べてみました。

結果は、私の耳では、違いがあまり感じられませんでした。今回の96KHz/24bitが少し繊細な感じ?

一般的には、リマスタリングの時に、一旦ハイレゾ音源を作るそうですが、この96KHz/24bitの音源が、ボブ・ランディング氏がリマスタリングした時に作られた音源なのかは、私にはわかりません。

コメント
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