今迄、VN-35HE(SAS)、VN-35HEと使ってきたのですが、今回はVN-35E(楕円針)を購入しました。
早速、聴いてみました。(レコード1~2枚は慣らしが必要です。)
これは良いです!!!
このJICO製のVN-35Eですが、一番、オリジナルのShureに近いのではと思います。(何十年も前の音の記憶だけですが)
骨太で力強い音、低音もよく出ます。少し荒っぽいですが元気の良いアメリカンサウンド!
ロックやジャズを聴くのには最適かも。音圧レベルも高いです。
私はAMAZONから購入したのですが、製造年月日が「16.09.01」となっていたので、JICOさんも噂通り、生産が逼迫しているのでしょう。
これで、わが家には、
VN-35HE(SAS針(今はneo SASと呼ぶらしい)、VN-35HE(S楕円針)、VN-35-E(楕円針)の3種類が揃いました。
参考までに、それぞれ私の聴感上での個人的な感想は、以下です。
因みに、システム構成は、
・プレーヤー:DENON DP-1200(自己修理品)
・プリアンプ:EQ部 Marantz(マランツ)7タイプ、ライン部 QUADタイプ(自己改造品)
・パワーアンプ:Mclntosh(マッキントッシュ) MC275オリジナル
・スピーカー:JBL L26(ハイファイ堂 レストア品)
です。
・VN-35HE(SAS針) --- 繊細で少し神経質な音です。分解能が高く情報量は多いです。
・VN-35HE(S楕円針) --- 楕円針とSAS針の中間的な音です。少し硬さがあります。
・VN-35-E(楕円針) --- 今回、購入した針。これが一番元気な音です。音が生きてます。
私はSHURE製よりも好きになりました。
針の寿命は、SAS針が最も長く約500時間、HEが約400時間、Eが約150時間と書いてあります。
値段はSAS針が最も高くて、順に安くになります。
写真は、右から順に、SHUREオリジナルVN-35HE、JICO製VN-35HE(SAS)、VN-35HE、VN-35Eです。
やはり、レコードの音って良いですね。
エンジニアが溝に刻んだ音を自宅の装置で拾い出して再生する。その音はリアルな感じがして、CDの音とは感じ方が違います。
いずれのタイプの交換針も、在庫がある時に購入することをお勧めします。すぐに売り切れになるので。
JICO レコード針 SHURE VN35E用交換針 楕円針 A040610 | |
← クリックでAmazonに移動が出来ます。 | |
日本精機宝石工業株式会社(JICO) |