スプラグの118Pを買っていたことをふと思い出して、CDプレーヤーの出力のカップリング・コンデンサに使ってみました。
SPRAGUE ''118P''は、メタライズド コンデンサでメタライズドペーパーとポリエステルフィルムをワックスに浸した構造です。
両端子のリード引き出し部分がハーメチックシールドされています。
とてもしっかりした作りです。外観から一見すると、オイルコンの様ですが、違います。
マジックでバーが入っている方を低インピーダンス側(出力送り出し側)に繋ぎなさいということです言うことです。
所謂、こちらがペーパーの巻きの外側でこの様に接続した方が、周りからの誘導を受けにくということです。
私が購入する店では、毎回、ミリバルで測定して頂き、この様に印を付けてもらっています。親切ですね。
CDPの今までダイナミキャップ(赤い円筒)+WIMA(赤い角型)を使っていた所を置き換えしました。
変更前:
変更後:
実装してみると結構大きいです。
換装後の音は、始めは少し籠った音がしました(この手のコンデンサはいつも)が、エージングが進むにつれて、メリハリの効いた音になってきました。
ここで、エージングについて、気になったことがありましたので、書き留めておきます。
CDPのエージングの間、私は、プリアンプの入力セレクタ切り替えて、レコードを聴いていたのですが、この状態では、このコンデンサの片側(出力側)はほぼオープンになり、無負荷の状態になります。
これでは、コンデンサの片側に電荷が溜まる一方で、抜けていかないので、エージングがあまり進まないのではないかと思いました。
気になる事はやってみて解消したいと言うことで、ダミー負荷として、出力に47kΩの抵抗を接続してエージングを始めました。
この効果があったかどうか?わかりませんが、かなり良くなった様な気がします。
愛聴盤のひとつのテレサ・テンのNHKホールでの「ラスト・コンサート」のCDは、元々録音状態が素晴らしいのですが、これが今迄よりもさらに、臨場感たっぷりに生々しく聴くことが出来ました。
追記:
このコンデンサ交換前には、2種類のクロック・モジュール回路の電源部分のレギュレーター後に導電性高分子固体電解コンデンサも投入しています。
この効果も情報量アップの部分で寄与していると思われます。写真ではクロック基板の裏側で見えません。