My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

KT88 PPアンプ 音質調整(その6) ~音が激変しました!~

2018-01-21 10:25:50 | 真空管アンプ

EDさんの指摘で、カップリング・コンデンサを換装したところ、音が激変しました。大幅な改善です。

見晴らしが良くなり、スカッと晴れた感じです。音空間に広がりを感じます。音数も増えました。

 

今回置き換えた箇所は、ドライブ段(6SN7)とPP出力段(6550C)の間の4個です。

今までは、TRW社のフィルムコンデンサ(赤)を使用していましたが、これを偶々オークションで見つけて購入していた、かの有名な"スプラグ(SPRAGUE)製ブラック・ビューティ(Black Beauty)0.1uF/400V"に変更しました。

使用前に容量チェックもしましたが、全く問題ありませんでした。

プッシュプルのステレオですので、4個必要です。割と安価で入手する事が出来ました。

置き換え後は、こんな感じです。

置き換え直後から、素晴らしい音を聴かせてくれました。流石、文字通り"Beauty"な音です。

今まで何回も経験していますが、やはりカップリング・コンデンサは重要ですね。音質に大きく影響します。

暫くエージングしてから、EDさんお勧めのオイル・コンにも換えてみたいと思います。

これで、私の所有している他の真空管アンプを大逆転し、今では1番の音の仕上がりになりました。

EDさんに感謝!感謝!です。有難うございました。

今までの悩みが解消しました。回路設計自体は間違っていなかった様で、自信にも繋がりました。

 

今回は、カップリング・コンデンサの換装に加えて、電気制御の入力セレクタ、ボリューム調整などに使っているデジタル・ロジック部分も完全に切断、電源供給カットして動作しなくしました。

マニュアルで操作すれば良いので必要ないです。

これで、デジタル・ノイズも無くなった筈です。

この改造も今回の音質upに寄与していかも知れません。。。

 

コメント (9)
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