EDさんの指摘で、カップリング・コンデンサを換装したところ、音が激変しました。大幅な改善です。
見晴らしが良くなり、スカッと晴れた感じです。音空間に広がりを感じます。音数も増えました。
今回置き換えた箇所は、ドライブ段(6SN7)とPP出力段(6550C)の間の4個です。
今までは、TRW社のフィルムコンデンサ(赤)を使用していましたが、これを偶々オークションで見つけて購入していた、かの有名な"スプラグ(SPRAGUE)製ブラック・ビューティ(Black Beauty)0.1uF/400V"に変更しました。
使用前に容量チェックもしましたが、全く問題ありませんでした。
プッシュプルのステレオですので、4個必要です。割と安価で入手する事が出来ました。
置き換え後は、こんな感じです。
置き換え直後から、素晴らしい音を聴かせてくれました。流石、文字通り"Beauty"な音です。
今まで何回も経験していますが、やはりカップリング・コンデンサは重要ですね。音質に大きく影響します。
暫くエージングしてから、EDさんお勧めのオイル・コンにも換えてみたいと思います。
これで、私の所有している他の真空管アンプを大逆転し、今では1番の音の仕上がりになりました。
EDさんに感謝!感謝!です。有難うございました。
今までの悩みが解消しました。回路設計自体は間違っていなかった様で、自信にも繋がりました。
今回は、カップリング・コンデンサの換装に加えて、電気制御の入力セレクタ、ボリューム調整などに使っているデジタル・ロジック部分も完全に切断、電源供給カットして動作しなくしました。
マニュアルで操作すれば良いので必要ないです。
これで、デジタル・ノイズも無くなった筈です。
この改造も今回の音質upに寄与していかも知れません。。。