往年のプログレッシブ・ロックと言えば、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、EL&Pなどが思い浮かびますが、私個人的には、やはり「ピンク・フロイド(Pink Floyd)」です。
ピンク・フロイドの中でも名盤と言えば、「狂気」「炎」でしょう!
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私の持っているピンク・フロイドのアナログ・レコードのオリジナル盤を聴いてみました。
「狂気(The dark side of the moon)」(HRAVEST(Gramophone/EMI) SHVL804) UK盤です。
因みに、US盤も持っていましたが、手放してしまいました。
このアルバムは、Billboard 200に15年間(741週連続)にわたってランクイン、さらにカタログチャートでは30年以上(1,630週以上)に渡ってランクインするというロングセラーのギネス記録を持っている歴史的なアルバムです。全世界での売上枚数は5,000万枚以上とされています。(Wikiより)
久々に聴いてみましたが、やっぱりオリジナル盤は良い!!!
しかも、WEのSPケーブル、トーレンス+SMEを導入してから聴くのは初めてかも?
元々、オリジナルのUK盤は、重心が低く、重苦しい感じです。雰囲気が良く出ています。立体感も申し分ないです。
多重に録音された音が鮮明に聴こえ、音作りへの拘りがわかります。
6C33Cとブラックビューティの組合せで、低域の重心がかなり低いです。
続けて、「炎(Wish you were here」も聴いてみました。
こちらは、US盤とUK盤の両方のオリジナル盤を持っています。
面白いのは、US盤とUK盤でジャケットの写真が違うことです。
こちらがUKオリジナルです。写真右側の男性が傾いて握手してます。
こちらはUSオリジナル盤です。右側の男性は直立して反り返って握手しています。国民性?体格も良さそう。炎も大きい。
しかも、背景の倉庫の様な建物の屋根もこちらは三角です。UKはドーム形。
殆ど同じような景色なんですが、微妙に違うのですね。面白いです。
下はUK盤のラベルです。Made in GT BRITAINの表記があります。
内袋の写真です。出たぁ~!「犬神家の一族」。
さて、肝心な音ですが、やっぱりオリジナル盤のアナログ・レコードは良いですね。
こちらもUK盤は重心が低く、重苦しく、暗い感じで雰囲気が良く出ています。対してUS盤は少し明瞭な感じになっています。
このアルバムは、CDも持っていますが、2011年のリマスターで音質が良くなっています。
あらためてREVOX B226(DAC IC TDA1541A-S1に載せ替え品)で聴くCDも悪く無い。
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秋の夜長は、プログレッシブ・ロックも良いものですね。