以前から気になっていた6AS7 PPアンプの電源投入時に偶に発生する”キーン"と発振した様な音。
球が温まると無くなるのですが、やはり気になります。
と言う事で、アンプのスピーカー接続端子に、CR微分フィルタを入れました。
値は、適当に、手持ちのオイルコン0.1uF/630Vと10Ω/1Wを直列にしました。
カットオフ周波数は、f = 1/(2 x π x Cx R) ≒ 160kHzと言ったところでしょうか。
最近は、発振音もあまり出なくなったので、その効果が有ったかどうか分かりませんが、無負荷時の球の発振、暴走を抑えるためには、入れておいた方が安心でしょう。
音質への影響を懸念して、贅沢にも、JENSEN製のオイルコン(銀リード)とA&Bのカーボン抵抗を使用しました。
空中付けですが、抵抗の足が太いので、ある程度固定されて大丈夫でしょう。オイルコンはケーブルにバインドしておきました。
気のせいと思いますが、幾分か高域が落ち着いたような。。。