My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

真空管アンプ(KT-88 PP)の改造(その4.カソード電流の調整)

2011-03-28 23:15:17 | 真空管アンプ

出力管KT-88 4本のカソード電流を調整してみました。

調整は、カソードとグランド間に10Ωの抵抗が入っているので、この両端の電圧をモニターしながら調整します。

初期状態は、大体20mA近辺でした。

これを40mAまで上げます。

カソード電流は、時間と共に変化しますので、電源投入後、1時間位モニターしながら調整を行います。

(結果)

調整後は、低音の立ち上がり良く、力強さ、パンチが出て来ました。音が前へ前へ出てくる感じです。

但し、消費電力が増えるのと、真空管が今まで以上に熱くなります。

多分、寿命も短くなるでしょうが、いずれ交換して楽しむので気にしない。

 

KT-88 4本は今の所、オリジナルのままにしているが、いずれGold Lionにでも変えるつもり。

 

現在、KT-88 PPの改造はここまで。

細かい所では、入力の配線を銀錫銅線に変更している。また、真空管のピンおよびコネクタ端子部には、金粒子入りの接点改善液を塗布してある。が、音質にはあまり影響ないかな?

 

一番変化の大きかったのは、カップリングコンデンサの交換である。やっぱり、音の通る所は重要。

 


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