初段管12AX7(ECC83/E83CC/ECC803S)に今迄TUNG-SOLの現行管(ロシア製)を使用していて音質も悪くは無かったのですが、所謂普通の音で面白味に欠けるので飽きてきました。 もう少し個性があっても良い様な。
歌手とかアーティストでも個性が無いと新鮮味がありませんし人気も出ませんよね。
特に最近はJ-POPでもジャンルを超えた色々な特徴ある楽曲が溢れていますので、単に歌が上手いとか演奏が巧いだけではヒットしませんよね。今の時代、逆に昭和歌謡を聴くと新鮮だったりします。(笑)
と言う事で手持ちの他の球に交換してみました。
こういう時は、年代物のビンテージ品に登板してもらいます。
Baldwinの12AX7です。印字がカッコ良い!!
この球は、Raytheonが製造、選別したうえでオルガンメーカーのBaldwinに供給したものと思われます(購入時のsellerの説明を引用)。
焼き入れのブラックプレートです。プレートに光沢が有ります。
こちらの写真はピンを磨いた後の写真ですので、足元、ピンが綺麗です。
ピンの掃除には、いつもの銀磨きクロス「ポリマール」を使用しました。
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交換後の音は、狙い通りの音です。
ボーカルの張り出し(ゾクッとします)、音の広がりとも良いです。音の伸びもあります。
面白い音になりました!。
この球は、6年振りくらいに使ったためか?、通電直後暫くの間、1本だけ「ボソッ、ボソッ」と音がしたのですが、一度電源オフし再通電後は無くなりました。
しばらくこの状態で聴いてみます。