僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

スワチカ(五反田)

2024年08月22日 | カレーをいただく

メンチカレーを頂く。
メンチカツを看板とする定食屋さんながら
戦前に存在したとされる
カレー粉「スワチカ」を店名にするほど
カレーにも自信をもつこちらのお店。
とくれば
看板x看板でメンチカレーの一択しかなろう。
カウンタ―一直線でゆるゆるとテレビを見ながら
ランチをつつくという
労働者にぴったりのスタイル。
しかしながら!
メンチとカレーソースの相性が今ひとつで
お互いの良さをしっかり相殺してしまう。
特にカレーソースの味が濃すぎて
メンチの味が全くしない。
これは勿体なさ過ぎる。
早急にメンチ目的に再訪せねばいかん。

アッチャカーナ(二子玉川)

2024年08月12日 | カレーをいただく
二子玉川高島屋本館1階のどこかにそれはある。

と聞かされてきたもののかなり難易度の高いロケーション。
3階に迷い込んだり
気づけば地下デリカ売場にいたりしながら
散々迷って本館1階の外にようやくお目当てのカレー屋を発見。
どうやら喫茶店の間借りカレーのような業態のようす。
高島屋なのに?
キーマカレーを頂く。

カレーだけでも結構するのに
みなさん贅沢にもビールとか紅茶とか片手に
カレーを楽しんでる。
さすがは富裕層の町、世田谷。
この程度は贅沢に入らないんだろうなぁ。
甘くて深みがあり
ひき肉もしっかりしたリッチなキーマカレー。
焼き茄子が外側カリッと
内側トロッとで
凄まじくうまい。

米✖️キーマでなく
茄子を中心にキーマで頂きたいくらい。
クローブがしっかりきいているのもいい。
ひき肉とスパイスが両立できてるキーマって
意外と少ないんじゃないかな。
なお、米は白米と麦飯の2択。
口直しの甘いコーヒー。
なんか贅沢な気分。


ガンジー(新宿三丁目)

2024年08月11日 | カレーをいただく

トマトとチーズのカレー大盛を頂く。

ジャズの流れる店内は
大忙しの喫茶店といった雰囲気。
日曜の13時ということで一番混み合う時間帯のようす。
雑居ビルの薄暗い急な階段を上って
薄暗い踊り場の椅子に掛けて
5人目の列に並ぶ。
この踊り場が尋常じゃなく暑く
30秒で汗だくになる。
カレーを食べる前に体の準備を整えよ。

ということか。
あまりの暑さに列を離れて去った人もちらほら。
カレー専門店のため回転は速いが
尋常じゃない暑さに
10分の待ち時間が30分に感じる。
1名のためカウンターに通されるが
カウンタ―が下げ場を兼ねており
まったく落ち着かない。
傍らに積まれてゆくお皿を横目に
複雑な気持ちでカレーと対峙するのは
あまりいい気持ちとは言い難い。

カレーはビターかつ酸味のある欧風カレーで
後を引く辛さ。
横に積まれてゆく残飯をみていると
ご飯の残りが多いので
女性にはやや多めの量と推察する。
トマトはフレッシュで頂くのは大好きで
3指に入るほどの野菜だけど
酸味と水分が強いので

カレーにオンするにはちょっと主張が強すぎる気が。
とにもかくにも下げ物の並ぶカウンターに通すのは
洗い場で食えと言ってるに等しいので
即刻おやめになった方がよろしいのではと思った。

ジンコック(神田)

2024年08月09日 | カレーをいただく

ロースカツカリー野菜入り極辛を頂く。

注文方法がちょっと難しく
お姉さまのお小言なしに初見で発注するのは
至難の業。
夏季休業前の金曜というのに
まだまだ働くジャパニーズサラリーマン
12時着で30分の行列。

サラサラしたスパイスたっぷりカレーは
極辛といいつつも後を引かない辛さで
ササッといけちゃう。
それよりもソースの味が強めで
この組み合わせは珍しくビックリ。

ソースをカツやライスがグイグイ持って行ってしまうので
バランスよくソースを回さないと
白米の在庫がえらいことになってしまう。
それはさておいて
夏に汗かいて無言で掻き込むにふさわしい
野菜とカツの王道カレーであった。

カニクリームコロッケが売りとのことだが
カレーと頂くにはややもったいない気がして
またの来訪時に回すことにする。


カレーノトリコ(神田)

2024年08月06日 | カレーをいただく

あいがけカレー大盛5辛を頂く。

一直線カウンタ―のみで
ラーメン屋のようなカウンター。
無言で食え!圧力満載の
修行道場のようなカレーライス屋。
曲も店内装飾もヤバいTシャツ屋さんと
ウルフルズ。
店主の背には
「気難しいクソ店主」の8文字。
なるほど。
狂っとる笑。
店主ファーストなわけね。
やばい店主の作るカレーは
一食の価値あり。

食べながら携帯をサワサワすると秒速で叱られます。
大盛と呼ぶにふさわしい深皿に
スパイスソースの海と
いい盛っぷりの白米。
上にのるドライカレーは
肉まんの中身のような甘み。
とにかくチキンが多い。
マジでトッピングの枠を大きくはみ出した
主役級のチキンが
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ・・・。
スプーンで一個一個ひねりつぶしながらやっつけてゆく。
ドライカレーはあいがけというより
スパイスカレー味変のお供って感じで
主役を張るには弱っちい。
チキン>スープ>>>ドライって感じ。
ムール貝のペーストを思い出した。

キャビアのような黒い粒粒は何だろう???
みたことないスパイスやハーブやらが
盛りだくさんだや。
常連さんが多いようで
ポイントカードというか
会員証のようなものを出しては
オリジナルカレーを発注している。

おかしな店主で満足度の高いカレー屋。