僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

らっきょあんどスター(綱島)

2024年08月01日 | カレーをいただく

チキンにオクラトッピング
ご飯大盛り5辛を頂く。

喫茶店のようなテーブルメインの店内
木目調でスペースも広くとっており
女性客が多い。
夏といえばおくらだね!

トッピングが豊富な他
スープカレー店にしては珍しく
カレーライススタイルのメニューもある。
5辛とはいえ後を引かさない
爽やかな辛さ。

チキンの柔らかさが半端なく
スプーンで簡単に丸裸にできるレベル。
よく焼かれたジャガイモの大きさも秀逸で
グズグズにくずしてスープに溶かして頂くと
相当幸せ。

ホールスパイスがふんだんで
クローブなんてタピオカの如く
皿の底に沈んでいる。
スープがさらさらしすぎず
若干粘度高めの点も好印象。
辛いの好きなら6辛以上でいいかな。
とにかくジャガイモがうまい。

アルペンジロー(阪東橋)

2024年07月27日 | カレーをいただく

先週見事にフラれた阪東橋のカレー100名店
アルペンジローでリベンジ。

アルペンジロー鶏の中辛を頂く。
こうもうだるような暑さが続くと
本能的に体がカレーを欲して困る。
夏は毎日カレーでもいい。
ロッジ風のカレーハウス。

ご飯は小盛で飯盒スタイル。
雰囲気づくりの容器の役割のようで
飯盒炊爨しているわけではない。

鶏モモ焼が1枚と
人参・じゃがいも・かぼちゃが浸ったスープカレー。
いずれも焼野菜。
ケチャップをスモーキーに焼き上げて
スパイスカレーをぶっかけたような
酸味強めの味わい。

店内は50代以上と見受けられる
熟年夫婦客が多い。
なぜ・・・。
中辛でも辛さはほぼない。
辛さレベルを
野毛山<富士山<キリマンジャロ<アイガー<エベレスト
と山の高さで表しているが
正直中辛でもアイガーというより丹沢って感じかな笑。
野毛山<高尾山<大山<丹沢<富士山
で丁度良いかな。

パンジャビダバ(武蔵小杉)

2024年06月30日 | カレーをいただく

小さい店ながらテーブルを広くとってくれており
狭いながらも落ち着く店内。

ビリヤニもカレーも捨てがたいが初めて
プラオなるプレートを頂く。

肉で炊き込んだビリヤニより
家庭料理に近いご飯らしい。

ビリヤニと比べるとはるかに油濃く
遠い昔パキスタンで頂いた
屋台飯はまさにこんな感じだった。

マトンは骨付きでゴロンゴロンしており
野良犬の如くしゃぶりつくす。

壁にはパナプリとか
タンドーリゴビとか
見たことないお皿の画像が並ぶ。

サラダにカレーにヨーグルトに
チャイまでついて1300円はかなり安い。
あえてライタもカレーも使わずに
プラオの粗野な味わいを楽しむのもあり。

ビリヤニというよそ行きご飯に飽いた方に
ぜひ試してもらいたい。

ベイ&リーフ横浜(戸塚)

2024年06月16日 | カレーをいただく

薬膳ボンベイを頂く。

あかるい喫茶店のような雰囲気で
カレー屋なのにカウンターがなく
全てテーブル席。

BGMは戸塚らしくサザンオールスターズ。
なるほどデリーぽい。

さらっとしたスープの底には
大量のスパイスがザラリと眠る。
不思議な酸味特徴的。

口の中はスパイスが弾けて
眩暈がしそう。

デリーのカシミールと比べると
辛さは全くない。


チェリーブロッサム(新百合ヶ丘)

2024年06月05日 | カレーをいただく

ハーフ&ハーブを頂く。
改札をくぐると強烈に漂う
心地よいカレー臭。
きょろきょろすれども見当たらない店の姿。
それもそのはず、
目の前の階段の下にあって
その佇まいから花屋かと間違えるほど。
お話好きなお姉さまが1人で切り盛りする
6席のみのL字カウンター店舗。
間借りカレーのような
見たこともないほどの極狭店。
ご飯が足りません!
の張り紙も気になるが
なんとかなった!とお姉さまの笑顔に促されて
遠慮しながらも大盛ライスで頂く。
なお、ハーフ&「ハーブ」
なのは誤植でもなんでもなく
欧風ビーフカレーと「ハーブカレー」の
かけ合わせだから。
このハーブカレーはマジで他では頂くことない味で
そのあたりのの雑草を(失礼)
切り刻んでペーストにしたかのような
とんでもなく薬膳な物体。
カレーの解釈もいろいろとは思うけど
ハーブ&スパイスを原始的に煮込みました。
って感じなので
ぐちゃぐちゃにして欧風カレーの味変に用いると大変よろしい。
食後には珍しいレモングラスティーを入れてくれて
時間が許す限りお姉さまと雑談を楽しむという
まさに茶の湯の一席のような光景が繰り広げられる。
ちなみにこのレモングラスという草は
千切るとレモンの香りがすることから名づけられたのだが
グラスというだけあって
南国ではほぼ雑草のごとく自生している。
ドライではなくフレッシュから加工しているのだそう。
一見さんにも心地よい時間で
この時間を楽しみに訪れる客さんも多そう。
こちらの扉をくぐる際、
願い事を心の中で唱えると叶うという
なかなかスピリチュアルな店で
店内はお礼のポラロイドで溢れている。
八重洲のビルも工事を再開して
遅れを取り戻すかのように
青空に向かいグングンと成長中。