【冷池山荘】04:20→06:10【鹿島槍南峰】06:30→06:50【鹿島槍北峰】07:15→09:30【キレット小屋】09:40→14:40【五竜岳】15:00→16:00【五竜山荘】
剣立山連峰を左に眺めながら炎天下を北上する。
朝陽にそまる鹿島槍は実にすばらしい。
遅れてそまる立山・剣もすばらしい。
鹿島槍は見ると登るとは大違いでじつにでかい山塊であることが理解できる。
相耳峰のつり尾根も意外と距離がある。
キレット小屋の直前から鎖場が増える。
なんだか危なっかしい中高年の団体登山も増える。
昨日とうって変わり、小屋を目視できてからはあっというまに到着。
小屋からがキレットと思いきや小屋の周囲がキレットなのね。
小屋を後にして幾つも岩峰を越えながら五竜に近づく。
小屋を越えると「キレット小屋はまだですか?」と尋ねる人が急増する。
かなり珍しいことだ。
余程の思いで五竜から下ってきたのだろう。
五竜はこれまでにみたことがない程ズーンとした山で、
一枚岩が立ちふさがっているかのよう。
その見かけの通り登りはしんどかった。
登っても登っても頂上が見えず、とにかく登る。
やっと登りきったと思えば山頂はさらに数分西。
山頂から五竜山荘は見えるが、こちらも見た目以上の下りを強いられる。
本来、唐松までの行程日だが、五竜止まり。
扇沢~日本海の道、二日目にして断念。