ということで即ソウル便をおさえて1週間後にはピュ~ン。
なかなかいい空港じゃないか。
羽田空港国際線。
深夜便が多いのが特徴。
いつも通りTシャツにジャンバーの軽装でしゅっぱーつ。
乗務員にその格好じゃムリだよ、韓国なめてんの?激寒だよ?
とか言われたのを何かの冗談だと思っていたら、
まさかの降雪(T。T)
極寒だぜソウル。
目の前の雪の塊を見てるうちに、
冬のソナタの風景を思い出した(TT)
そりゃ寒いわけだよ。
つーか気づけよ、おれ。
宿は久々のバックパッカー方式で、
プラプラと宿を探して歩き回る。
安国駅からほど近いブッチョンキルの韓屋ゲストハウス群で探す。
2件断られた後、
3件目の北村ゲストハウスに決定。
いわゆる伝統的な韓屋で四合院方式。
床は念願のオンドル仕様。
極寒なのに床暖房一つでしのげるのだから優れ物だぜ、オンドル。
宿も決まったので近場の繁華街「イサンドン」へ繰り出す。
さぁ食らいつくすぜ韓国!
とりあえず一軒目に選んだのは饅頭が有名らしい「チヤボル」
もちろんハングルは読めない。
適当に頼んで初めて見るチジミの作り方に感心する。
そして名物らしき巨大饅頭
うん、うまい。
さらにうどんもうまい。
もちろんチジミだってうまい。
ごちそうさまの後はそのまま西へ歩き、
世宗大王銅像までやってきた。
南側には李舜臣の像なんかもある。
朝鮮出兵の朝鮮側の将軍として有名ですな。
さらに南に歩くとソウルの中心を流れる清渓川がある。
この川は高度成長期に地下を流れるヘドロ化したが、
今では蘇った清流として日本でもよくクローズアップされるので
一度見てみたかった。
もちろんこの日はガチガチに凍っていた。
念願の川を見物した後は来た道を北上して
景福宮の正門「光化門」へやってきた。
門の前にはコスプレな兄さん方が記念撮影に応じる。
門をくぐると景福宮
ハリボテというかなんというか撮影のセットみたいで・・・
大きいだけですごくしょぼい・・・
ここは行くだけ時間のムダっす。
で、
景福宮の東門から、
古い町並みの小高い丘、ブッチョンキルを抜ける。
この辺りは静かで落ち着いたお洒落な店と
古くからの伝統家屋が混在し、
とてもすごしやすい。
で、お隣の昌徳宮へ到着。
いや~、これはすばらしい。
人影は少ないし、
写真だと景福宮と同じに見えるが、
月とスッポン、
一目で本物とわかる程に違う。
世界遺産なんだそうだ。
北側の屋根は雪でまっしろ。
世界遺産の割に人影がない。
1,600年頃の建造でこのころからオンドルはあったらしい。
続いて、昌徳宮の南側の宗廟へやってきた。
ここも世界遺産で、
歴代李氏朝鮮の王族が祀られている。
廟の前は一面雪野原。
壁に結われた縄が印象的
にしても人がいない。
寒空もあって実に閑散としている。
さてお腹もすいたのでそのまま西に歩きだし、
お目当てのチムジルバンを目指しながら、
焼き肉屋を物色することにする。
とりあえずチムジルバンのある雑居ビルにたどり着き入ってみる。
するとおあつらえ向きのよいことに
1Fが繁盛する焼き肉屋になっている。
とりあえず今日の晩飯はここにしよう。
ユッケやカルビやロースやたのんでみたが、
特にユッケは今一つで
本場韓国焼き肉、初戦は敗退ムード。
気を取り直してエレベーターでB2のチムジルバンへ
温泉マークで実にわかりやすい。
初めてのチムジルバンでどんなものか期待大だったが、
ようは健康ランドですね。
このチムジルバンはそのなかでもかなり庶民的なようす。
垢すりも初体験。
正直テレビなんかで見るほど特別でもなく、
風呂場の台の上で、
おっさんにシャカシャカと大根のように洗われた感じだった。
あったかいオンドルでおやすみなさい。