静岡オマチの上品なお蕎麦屋さん。
定休日やら
閉店時間やら
何度かフラれたあげく
ようやくたどり着く。
メニューの2/3はおこだわりのお酒類で
蕎麦のメニューはさほど多くない。
黙ってこの蕎麦を食え。
ということなのだろう。
天もりを頂く。
塩をだしてきちゃうあたり
店主の絶対の自信を感じる・・・。
それはそれは細くて
実に頼りなげな
ひょろひょろとした
それでいて
春の訪れを土の下でじっと待つ
細い根のような力強さを併せ持つ
そんな不思議な蕎麦。
つゆは静岡好みの甘辛ではなく
甘薄。
ここはもうちょい濃くてもいい。
店主のTシャツに見慣れない四字熟語。
「静岡在来」
うまいとは思うけど
どこまでなんだろう・・・。
電話で蕎麦懐石の予約も受けていたし
こだわりと主張の強い店のようだ。