僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

シンガポールでシンガポールスリング

2009年11月11日 | 海外をぶらぶらする

ここが今回のマナドのホテル。

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シンテサペニンシュラホテル。

ペニンシュラとは一切関係なく、

数年前に病院跡地に建てられたホテル。

飛行機が午後便なので市街をブラブラ。

とりあえず気になって仕方のなかった乗合バスに乗車。

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東京のタクシーばりにむちゃくちゃ走っているが、

フロントの行先表示はひとつもわからん。

かなり細かく路線が張り巡らされているようす。

どこで乗ってどこで降りても2,000ルピア。

ミクロレッという発音しづらい乗り物らしい。

とりあえずホテルから海までやってきた。

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マナド行きの機内には欧米人が多く乗っていたが、

この街では一人も見ない。

それもそのはず、

マナドはダイバーがブナケン島へ渡る時の経由地であり、

マナドに滞在する外国人などいない。

しかし海がきれいだ。

インドネシアにはオランウータンやメガネザルの熱帯雨林もあるし、

遺跡だってある。

次回は仕事以外で是非来たいものだ。

海沿いはメガモールというショッピングセンターがある。

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まぁショッピングセンターはみな想像の範疇なので素通りする。

昨夜の会食はフィリピンのジェネラルサントス出身者と一緒だったのだが、

「テロさえなければGSもこんな発展してたはずなのになぁ、

10年前はお互い何もない漁村だったんだから!」

としきりとぼやいてた。

また、マナドはフィリピンが近いこともあって

こんな感じのキリスト教会もあれば

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国教であるイスラムモスクもありで、

イスラムとキリストが混在している。

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さて、再びミクロレッにのって西へ向かい終点で下りてみた。

なんとそこはブナケン島への渡し乗り場。

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仕事があるのかないのか

ツアーアレンジャーがたむろしてる。

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飛行機までの残り1時間で周遊アレンジを依頼したが

スコールが来たため断念。

そこで船着き場で暇そうにしていたロナルドくんとプラプラする。

昔は名古屋で車を作ってたらしい。

なかなか流暢な日本語をしゃべりやがる。

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船着き場の先のジェンキ市場へ行ってみた。

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見たこともない南方の魚に混じって、

カツオやマグロなどなじみのある魚がチラホラ。

空港への時間も迫ってきたのでロナウドくんにタクシーを頼み空港へ。

2日前の苦~い思い出のある空港だったが

出国はからまれることなく無事出発ロビーへ。

最後の思い出にソトアヤン、ミゴレン、ナシプチ、サユテロンを頂く。

45,000ルピア。

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出発時はスコールもやんでゆれずにすみそうだ。

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夕方シンガポール着。

ここで成田便へ乗り換えだが、

出発まで9時間もあるため再度入国してプラプラすることに。

入国審査では早く戻ってこいよー、

とオフィサーにくぎをさされたがむこうもこういうのは慣れた様子。

さすがアジアのハブ空港。

すでに乗りなれた感のある地下鉄で

今回はオーチャードをめざす。

そしてあっという間につく。

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こりゃあ完全に銀座と同じだなぁ。

伊勢丹があって

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高島屋があって

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高級ブティックやら高級ホテルやらがあって

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ということでライムジュースをチューチューして

早々に退散する。

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同じ路線じゃつまらないので今度はバスでね。

オーチャードの目抜き通りを走るチャンギ行きにのる。

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車内は空港まで乗る客はまばらで

住宅街でほとんど下りてしまう。

さて3度チャンギ国際空港へ舞い降りたわけだが、

この空港とんでもなくすごい。

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なぜならば、

シンガポールの国土は琵琶湖程度しかない。

当然空港は一つしかなく、国内線が存在しない。

チャンギ空港は国際線しか乗り入れない。

最初からハブ空港前提の空港。

集客のために一大エンターテイメント型空港!

というわけで、

空港の中にほんとうになんでもあるのだ。

ネットやホテルはあたりまえ、

無料プレステ、Xボックス、プレイランド、無料映画館。

特にビックリしたのが、

バラフライガーデンと無料市街ツアー。

とにかくトランジットの間、退屈しないように

あらゆる趣向がこらされている。

3つ有るターミナルは電車移動となり、

これも快適。

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最後の締めくくりはもちろんこれ。

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シンガポールでシンガポールスリングを頂く。

グッと頂いた後は再びA380で成田へ。


ミゴレンとナシゴレン(インドネシア)

2009年11月10日 | 海外をぶらぶらする

この日は早朝から日暮れまでみっちり働く。

現地も嫌だっただろうに。

で、

例によってマナドまで1時間かけて送ってもらい、

送迎を待つ間にルームキーをへし折ってしまう。

だってペランペランなんだもの。

夕食はマナドから海岸沿いに30分ほど走った

水上レストラン。

なかなかよい雰囲気だ。

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なんかいろいろ食った。

ここで初めて知ったことがある。

現地人のお勧めでアボガドジュースを頂いたときのこと。

これはこれで妙な臭いさえ気にしなければ美味しかったのだが、

「次はビールでも」とのお勧めに、

「じゃぁビンタンビール(ローカルビア)を1つ」

と頼んだまではよいけど、

「けど、こいつアボガド食ったよ?」

と別の人が口をはさむ。

「へ?」

と思ってると、

みんな一斉に

「じゃあビールはダメだ」

としかめつらを始める。

最初は納得いかなかったがどうやら現地では、

「アボガド食ってビール飲むと死ぬ

らしいのだ。

へぇーっと思いなおさら飲んでみたくなったが

本気で止められたため断念する。

どうやら胃の中で過剰に発酵が進み、

変調をきたすらしい。

ここで現地の人々とはお別れ。

部屋へ戻っていよいよビールを飲みたくなったので、

ホテルの正面の現地料理屋へ。

ナシゴレンピアサとエステーを頂く。

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実はこの旅の隠れたテーマが、

「ナシゴレンとミゴレンの違いって何?」

だったのだがここで謎がとけた。

ナシゴレン=炒飯=「めし」ゴレンと覚えよう。

ミゴレン=やきそば=「めん」ゴレンと覚えよう。

ちなみにエステー(ES TE)とはアイスティーのことで、

ざらめ入りのジャスミンティー。

普通に英語がなまっただけじゃん。

このあとホテルのバーでビールを飲んだが、

特に死ぬことはなく無事に翌朝を迎えた。


マナドのイミグレは...

2009年11月09日 | 海外をぶらぶらする

さて早朝からチェックアウトで、

インドネシアはスラウェシ島、マナドへ飛ぶ。

シルクエアーというインドネシアの会社で問題はなかったものの、

着いた瞬間に大スコール。

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なかなかげんなりした気分に。。。

さらに追い打ちをかけたのが、

マナドのイミグレオフィサーくん。

彼の「マジメな」仕事ぶりのおかげで

2時間の足留めをくらったあげく、

荷物を入念にチェックされ、

100ドルをオフィサーくんにお支払いすることに。

こういう国だったのか。

くそっ。

空港からバンに乗り換えてビトゥンの仕事場へ。

そろそろ夕方で楽に終わらせればよいものを

一生懸命働いてしまい、

現地には迷惑をかける。

20時ビトゥンで夕食。

こ洒落れてはいるが、

時折町中が停電になる。

わーお。

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ご飯とフライのワンプレート。

フィリピンビールのサンミゲルと一緒に頂く。

マナドまで1時間かけて送ってもらいおやすみなさい。


大の大人が一日動物園(シンガポール)

2009年11月08日 | 海外をぶらぶらする

さてこの日はシンガポールズーに行く。

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シンガポールはこれといった観光地もなく、

また、買い物や都心部に興味がないこともあり、

マレーシアに行くかズーにいくかの2拓となり、

かんばってマレーシア行って時間がないよりは

大好きな動物園に行きたいなということで。

結果的に大当たりの判断だったと思うが。

シンガポールズー最寄駅は地下鉄南北線のアンモキオ駅。

泊まりはシティホール駅なので東西線も南北線も乗り換えなしで乗れる。

こりゃ便利だわい。

30分ほどでアンモキオ駅到着。

交差点のバスターミナルから138バスにのる。

ガイドブックには8番通りを渡ったバス乗り場とあるが、

バスターミナルと地下鉄駅は地下で直結してるので

わざわざ通りを渡る必要はない。(写真は夜のバスターミナル)

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ちなみにシンガポールのバスは釣りがでない。

事前に細かいのを用意しましょう。

どうしてもお釣りがほしい人は

運転手脇でねばって

乗客の支払いから小銭をチマチマ頂きましょう(←俺)。

バスはハイソな住宅街を上り30分ほどで動物園に到着。

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入場ゲートでチケットを購入。

普通チケット18ドル。

普通チケットの他、周遊バス(トラム)付き、ナイトズー付きなど、

複数のチケットがあり、

セットでお得なチケットには

「SAVE UP!」

の文字がある。

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さてこの動物園、

とんでもなくすばらしい。

いわゆる生態展示型の動物園で、

・目の前でフルーツバットがバナナをむさぼって

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・コビトカバの親子がブクブクして

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・クロヒョウとジャガーが森をウロウロして

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・ワオキツネザルが放し飼いにされて(触れる!)

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・ホッキョクグマがザブーンとするのももちろん見れて

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・頭上をオランウータンの家族が我がもの顔に空中散歩する。

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この他にも、

・迫力満点な餌付が多数。

・いかにも外国人好みなMCによる動物ショウ

・巨大な子供用プール(無料!)

など、

大人から子供まで絶対に楽しめる、

一日中なにがしかのイベントを行っている

世界中のお子様垂涎の一大エンターテイメント施設なのだ。

いつかは子連れできてみたいものだ。

昼飯は園内のレストランでラクサを頂く。

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ココナッツミルクスープのラーメンだった。

マレー料理らしい。

不思議な味だ。

さてさて朝9時から閉園の18時まで動物園を満喫した32歳♂(←アホ)は、

シンガポールズーに併設されるナイトサファリへ移動。

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ナイトサファリはズーと別施設のため新たにチケット購入の必要あり。

サファリでは周遊バス(トラム)専用エリアがあるとのことで、

せっかくなのでトラム付チケットを購入。

32ドル(入場22+トラム10)。

ズー入場の時セット券買っとけば8ドル得だった(T_T)

だ・け・ど・も、

シンガポール航空の半券を提示すると...

5ドルの割引になります!

↓これ

1

27ドルになった!

ありがとう、SQ!

また、サファリの入場は19時からなので1時間ボンヤリする。

ヒマなので2本しかないという日本語トラムを予約してみる。

19時半のがとれた。

ゲート前で引き続きボンヤリしてると田舎っぽい女子高生の集団がいたりする。

修学旅行でシンガポールとは豪気なことだ。

足元が見えなくなってきた19時ようやく開園。

トラム発車まで30分あるので

フィッシングキャットトレイルエリアをグルッと1周する。

なんか森に迷い込んだみたいですごい楽しい。

コツメカワウソ超かわいい。

日本語トラムは45分で1周。

トラムのみ行けるエリアにはマレーバクがいて

暗闇のバクはなかなか興味深かった。

次は徒歩でトレイルコースを1周してみる。

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再びキャットトレイルを抜けて

1周約1時間の夜のプチジャングル探検。

いる動物はシンガポールズーと大差ないが、

やはり闇夜にうごめいている姿というのは昼間と全く違う。

特に、

犀とムササビの飛行は必見。

見どころの多い動物園+探検気分でホントに楽しかった。

21時半から動物ショーをみる。

これがまた、

例によってコール&レスポンスの外国的な内容。

異国文化も動物と合わせて楽しんだ。

帰りは来た道をバス+地下鉄で戻り、23時過ぎシティホール駅着。

昼のラクサ以来何も食べてない。

お腹減ったな。

ホテルまで遠回りをしてマーライオンを目指す。

WWⅡ終戦記念の塔

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セントアンドリュース教会

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シティホール

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ビクトリアコンサートホール前のラッフルズさん

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再び懲りもせずにマーライオン

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吐きだす水の向こう側に吾輩の宿泊するマンダリンがみえる。

このライオンの目線の先には、

巨大ウォーターフロントマンションが建設中。

とんでもないとこに建てとるな。

まぁ眺めもとんでもないのは間違いない。

夕食は、ホテル近くのアイリッシュバーで

サッカーみながらビールとホットドッグ。

25ドル。

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うわ~い0時過ぎだ。

おやすみなさい。 


やるじゃない、マーライオン

2009年11月07日 | 海外をぶらぶらする

さてチャンギ空港から地下鉄に乗って

シティホール駅へむかう。

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シンガポールの地下鉄はなかなか便利だ。

まず券売機のタッチパネルで行先を選ぶ。

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で、緑のカードチケットを購入する。

このカード料金としてデポジットが1ドル含まれる。

周りを見るとだいたいのひとは片道切符でなく

ICカードをチャージして使ってるみたいだ。

で乗る。

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シンガポール地下鉄の一番すごいのは

地下走行中も携帯が通じることだ。

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降りた後は、

再び切符売り場まで行ってカートを返却し、

デポジット$1の払い戻しをうける。

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さてチャンギ空港で乗った地下鉄だが

市街への直通はないため(ちょと不便)

2つ目の停車駅「タナメラ」で西方面へ乗り換える。

で30分くらいでシティホール駅到着。

宿泊のホテルは

マリーナマンダリンホテル

(マンダリンオリエンタルとは無関係)

シンガポールの安宿情報が一軒も見当たらず、

前々日に急きょ予約したものだ。

予約にはHIS海外ホテルネット予約を利用した。

海外のホテルが空室確認もせず、

ネットで即決時代になったとは驚いた。

ちなみにこのホテル、

駅から10分、ホテルの3階が駅と直結とあり

便利そうに聞こえるが

かなりの階段をこなすはめになるので

重いトランクを抱えてはそうとうきつい。

チェックインの際は直結で入るのでなく、

正面玄関から入るのがベター。

チェックイン後、

短い打ち合わせを行い、

さっそくマーライオンを見に行く。

マリーナスクエアを海側に抜け

歩いて5分ほどで

あっと言う間にマーライオン。

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すごい巨大で全然世界三大がっくしじゃない。

俺は好きだな。

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この子は顔がかなりがっくし。

当時三大がっくしと揶揄されたのはこのライオン君らしい。

マーライオンはシンガポールのいろんなとこにあるため、

どれをもって「名所のマーライオン」とするかは特定できないや。

なんか横浜みたいな街だな。

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晩御飯はマリーナスクエアのホットポットで頂く。

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おひとり様用の鍋で

5人で来ても5人が別の鍋を食べる

日本人には想像もつかないシステム。

火力はアルコールランプでトロトロのため全くグツグツしない。

むぅ。。。

帰りはAPEC会場を抜けてホテルへ。

ブラブラ散策できてちょうどよかったな。