2年前の話題作、
教団X。
ハードカバーの装丁がすごくかっこよかったり
又吉が芥川賞とったり
読書芸人なんて言葉ができたり
なにかともてはやされたこの1冊。
ようやく文庫本がでたので手に取ることができた。
しかしながらすんげえ詰め込みすぎ!
なんやかんやあってシャンシャンと。
園子温の映画のようというか
エヴァのようというか
三島由紀夫の堕落の美学に近しいものも感じる。
最終的に教団を通じ
平凡な日本人を描きたかったのかなぁ。
社会風土的に
村上春樹に似てるようにも思う。