今日は深川

2005-09-10 17:58:28 | Weblog
  
 久しぶりに深川めしが食べたくなった。
 聞こえはいいがあさりの味噌汁がご飯に掛かったものを
 想像すればいい。違いといえばあさりの貝殻が入らず、
 臭み取りの牛蒡が少し刻まれている。 
 最近はあさりの炊き込み御飯も深川めしと言うとか・・・
 本所,深川はそんな気取ったところではない。
 もともと小名木川から江戸前の漁師町、漁を急ぐものや、
 舟の上で手軽に食べられていたのだろう。
 勿論目的は深川めし、とりあえず富岡の八幡様に参拝。
 ここが八幡様であることを再確認して二礼二拍一礼。
 今日は間違えなかった。
 いつか、お寺さんでやってしまった。トホホ
 お寺さんのご朱印帳を持って神社へ・・・
 がさつで,そそっかしいのは江戸っ子の特許みたいなものだが
 その場はさすがに恥ずかしい。
 まだ腹に若干の余裕があったので葛きりを所望・・うまい。
 暑い日中だからなおさら旨い。

 帰りはかっぱ橋へ立ち寄り、何が欲しいでもなく、食器屋さんを覗いて
 みる、何故か寸胴をながめてる。あれがいい。なんて思っても
 料理が出来るわけでもないのだから・・・
 お~あの暖簾いいぞ!藍染めの「ゆ」ってやつだ。
 いっいっ一万円。この辺の諦めのいいのも江戸っ子。
 満足な午後は俳句なんぞ考えられない。

      ころころの今日の俳句

      劇場の裏にて秋刀魚焼かれをり

       ころころの独り言

    ふるさとは無いけど本所,深川の風はいいなぁ
    路地からひょいと、知った顔がでてくるような。
    芭蕉さんも深川めし食べたはず。でもそんな句は無い。
    そうだ,杉風さんに世話になっているのに、もし食べた
    としても詠ったらばれちゃうし・・何だか愉快。

      ころころのお気に入り


         いつからの優しき母や熟し柿  宇佐美野仏


今日の写真 深川 富岡八幡宮
コメント
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