誇れる句会

2005-09-20 23:21:39 | Weblog
     

  やっと今月のボード句会の選が終わった。
  毎回佳句に出会う。
  これほど力の拮抗している仲間との句会は無いだろうなぁ。
  真打の大喜利みたいな句会。
  結社やカルチャースクールのような一方向を向いた
  句会ではない。何処から矢が飛んでくるのやら・・・
  選評を見るとき興奮は,一番の楽しみとなる。

  私たちの句会は仲間の人格は勿論、何より俳句がいい。
  また,選評によって没句寸前の我拙句がそれなりに見える
  から不思議なものだ。
  各人の抽斗の深さに毎回驚かされる選句力。
   
  大喜利のような・・といって私は木久蔵かい!切腹!


    ころころの今日の俳句

        木道を渡る口笛鰯雲

    ころころの独り言

     
     いつかこの仲間の句集を出したい。思いっきり
      手作りの匂いのするものがいい。


     ころころの今月出会った佳句

      虫の音に老後の備へ問はれけり

      小烏の揺する葡萄のアラベスク

      初栗の添え状にある湿りかな

     眺めがいいなぁ

 

  
コメント
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