手作りの句会報

2005-09-07 21:37:38 | Weblog
 

 またまたレッドポニー句会の話。
 月1回の句会が終わると編集会議、編集長は兄、野仏
 編集委員は谷矢須子さん、そして私。
 今思えばよくやったなぁ・・である。
 谷矢須子さんは私より一つ上の主婦で俳句を始めてから
 本当のライバルは彼女一人だったかもしれない。
 才能がありなお,勉強も熱心にされていた。
 句会の出席はだいたい8人~10人,投稿が5人くらい。
 ただ句会の結果を記するだけではなく、毎月持ちまわりの
 原稿を頂く。挿絵は私の担当だ。パソコンなどだれも持っていなかった
 ので編集も絵も表紙デザインまで手作りだった。
 そしてコピーと閉じこみとよく忙しい中に時間があったものだ。
 
 私の参加している句会も発足して1年に満たない。
 勿論データとしてPCに残すことは出来るが、句会報としてではなく
 記録に過ぎない。
 1年後には自分なりの記録を編集して何とか句会報を作るべく
 しているが、なかなかそこまで心をあわせる事は難しいだろう。
 30年近く経て手にする当時の句会報にはまだ温もりが残っている。
    
     
       ころころの今日の俳句

        工場の十二時らしや桜草

       ころころの独り言

     俳句や句会に色々な夢はあるが何処まで実現できる
     だろう。独り善がりにならないようにすこしづつやって行こう。

     ころころのお気に入り

         眠るためまぶたのありて梅雨の闇 谷矢須子


  
コメント
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