連衆は異父母兄妹

2005-09-27 23:40:17 | Weblog
     だけど秋の風が吹いてます

 わが句会の黒二点(一人は私)日下さんのこと。
 初めて会ったときの印象は「国語の先生」のような人
 連句の達人である。
 
 インターネット句会の中にあった「連句」のコーナーでは
 軽妙かつ機知にとんだ付けで、拙い私の句が何度と喜んだことか。
 前句,後句を喜ばすなんて、連句というのは相当読心術が
 闌けていなければできないし、知識も必要だし、なにより俳句を
 知らなければ出来ないと思う。

 俳句はそもそも連句の発句が独立したものだという。
 必ず切れ字が入るという約束を除けば現代俳句へとめんめんと
 続いている短詩なのだ。

 日下さんはレベルヒッターではない、しかしツボに入った俳句は
 人の心を揺さぶるような俳句を詠む。
 句会の中で日下さんの句は一目で分かる、分かるというのは決して
 選に有利ではないはずだが、その句は微動だにしない。
 強い俳句と言うのか?容姿からは覗き知れない強さを感じる。
 話し方も,話の音量も,早さも、朴訥として、人の良さを感じている。

 いつも仕事が忙しい方である、それでも奥様やお嬢さんの事を
 しっかりヘルプなさっていて、その上句会に駆けつけてくれる。
 
 連句においては蕉風の何代目かの免状を持され、尊敬できる先輩でもあり
 大切な俳句の仲間である。


     ころころの今日の俳句

    
       ぼた山の夕暮れ早し曼珠沙華


     ころころの独り言

  
      これから句会の仲間を書いていこうと思う。
    あくまでも,知ってる範囲で感じるままに書いていこう


     ころころのお気に入り


      いびつでも露の白玉白玉ぞ     小林一茶

 

 
コメント
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