トラウマの話

2005-09-13 21:02:44 | Weblog
  
 昨日はブログをおさぼり・・歳時記を見ていたら。いつのまにか
 
 そうそう!月の句を考えていた。
 なが~い間俳句をやってて月の句で誉められた事が無い。
 勿論たくさん詠んだ。観月会と言われて出かけたら,鍛錬会
 一晩中,月,月,月・・・月は一個しかないっちゅうに。
 一晩に100句詠めって?
 それが現在のトラウマになってるのかもしれない。アハハ
  
 昔々のお話
 我が家は,佃煮製造業・・毎朝5時には全員起床になっている。
 早朝から父母は工場へ、祖母は縫い物,張物、洗物、家事いっさい
 子供達にも当然のように家事の分担がある。
 姉は家の前の掃除,兄は父と倉庫から醤油樽や大袋の砂糖や粗目を出す。
 そして,自分は毎朝,豆腐屋へ買い物、毎朝である。
 父と祖母の好物の豆腐はちゃぶ台にかかせないもの。
 お使いは苦とも思ったことが無いが、あの大豆の蒸れた匂いは
 子供が美味しそう等とは思えない大人の匂い。
 いつしか豆腐嫌いになってしまった。 それもトラウマ?

 しかし,好きも嫌いも執着すれば見えてくるものがある。

      ころころの今日の俳句

       肘浸けて掬う豆腐屋水の春

      ころころの独り言

  前から文章は苦手だった。それがブログを始めてあらためて確信することとなる
  言いたいことを17文字ごとに書けばばなんとかなるのかなぁ・・

      ころころのお気に入り

       雫も小走りあかぎれの子の豆腐買   能村登四郎




 
      
 
 
 
コメント
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