烏瓜 (北浦和 廓信寺)
裏山をがんじがらめに烏瓜 ころころ
現代俳句協会IT部主催の坪内稔典さんの講話に行って
きました。IT部としては2回目の試みもかなりの混乱を
して、かなり滑稽な会となった。
講演会でIT句会をするなんて?と最初から思っていたけどね
でも、稔典さんの話は新しく、再認識するものと、気持ちを
新たにするものとあって、有意義だった。
特に印象に残った話は、俳句において自分の感情を言葉の
ままに押し付けるのは我侭である。
作者の感動が読者の感動と別でもいい。
俳人と呼ばれる者は無様な自分自身を笑い者として
出せるかどうか?
思い込みからの脱却。
一時間もの有意義な話を短文にして紹介するのは無理
です。また句座の折でも連衆にはお話しましょう。
2句持ち寄りの上に、互選をする予定が入力などの不備
で稔典さんの選と選評だけとなった。
同行のHさん、Tさん、私も選外の結果でした。
でも稔典さんの選句基準は伝統俳句系というより
河東碧梧桐、種田山頭火、の流れであり
選外も納得のさもありなんです。
稔典先生選句例
赤ん坊のあくび九月のポップコーン
雷は臍を集めて何とする
これじゃあ ギブアップですわ。(可可大笑)