9月17日

2006-09-17 01:24:37 | Weblog


     烏瓜  (北浦和 廓信寺)

    裏山をがんじがらめに烏瓜    ころころ

 現代俳句協会IT部主催の坪内稔典さんの講話に行って
きました。IT部としては2回目の試みもかなりの混乱を
して、かなり滑稽な会となった。
講演会でIT句会をするなんて?と最初から思っていたけどね

でも、稔典さんの話は新しく、再認識するものと、気持ちを
新たにするものとあって、有意義だった。

特に印象に残った話は、俳句において自分の感情を言葉の
ままに押し付けるのは我侭である。
作者の感動が読者の感動と別でもいい。

俳人と呼ばれる者は無様な自分自身を笑い者として
出せるかどうか?

思い込みからの脱却。

 一時間もの有意義な話を短文にして紹介するのは無理
です。また句座の折でも連衆にはお話しましょう。

 2句持ち寄りの上に、互選をする予定が入力などの不備
で稔典さんの選と選評だけとなった。
同行のHさん、Tさん、私も選外の結果でした。
でも稔典さんの選句基準は伝統俳句系というより
河東碧梧桐、種田山頭火、の流れであり
選外も納得のさもありなんです。

稔典先生選句例

 赤ん坊のあくび九月のポップコーン
 雷は臍を集めて何とする

 これじゃあ ギブアップですわ。(可可大笑)
      

コメント
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