彼岸花白きに夕日燃えうつる ころころ
句会後感
今回のお当番から予選無しの厳選7句とあったが、
やはり名乗り以後の書き込みはしずらい。
ここをこうしたら・・というのも作者がわかってしまってから
では、言葉を選んでしまう。
これは個人的な意見だが、予選から本選への過程で
何故本選に残れなかったか?何故残さなかったか?
そんな疑問や講評を聞きたいし、思った事を文字にするという
事がかなり勉強になると思っています。
多作多捨は必要だし、投句以後は自句で有りながら、その結果
だけで評価をして反省無しに捨ててしまっては意味が無い。
今回の句会でもここをこうしたらと思う句が数句あった。
まあ、当番の期間は当番の自由に句会を構成できるのも
我々の句会の良いところ。
句会の構成といえば、先日参加した現俳協会の講演会と句会
には失笑するほか無かった。座をもってIT句会をするという・・
会場に入っても理解できなかった。
2投句を済ますと、係りがノートPCへ打ち込んでゆくという寸法。
しかし、初参加の人には、パスワード、メアドなどの打ち込みも
兼ねているので、かなりの時間が掛かったうえに投句用紙が無い
とか、誤入力で性別まで間違っている始末。
それで当座の選はとなると投句一覧をプリントしてという。
全くなっていない。IT句会の先駆けという現俳も結局アナログ。
無理にお誘いした、Tさん、Hさんにはご迷惑をかけました。
帰路、やはり句会の進行というのはつくづく段取りだと痛感した
次第です。
句会はドタバタだったが、坪内稔典さんの講話はとても有意義に
感じられたことが救いです。