山の手デンタルクリニック

院長の趣味について

池波正太郎先生、面白い作品を残して下さいましてありがとうございます。

2009-04-14 06:00:32 | Weblog
おはようございます。
近頃、池波正太郎先生に戻ってまいりました。
10年ぶりでしょうか。
相変わらず面白い作品ばかりです。


『チャンバラ小説』・・・いいですね。
育児に疲れたオジサンのオアシスです。
アニメもいいですが
やっぱり小説には勝てませんね。

今読んでいますのが『剣客商売』っていうシリーズなんですが
登場人物の設定からしてスゴイ。

主人公の秋山小兵衛は剣術の達人で65歳
奥さんの『おはる』は40歳年下。(息子の奥さんと同じ年ですから・・・しかも仲良し)
息子の大二郎とその妻の三冬は、共に剣の達人。
その上、
三冬は、時の老中・田沼 意次の娘。


なにしろ秋山小兵衛が強くって強くって。
65さいのオジイサンなのに
藤原国助作 二尺三寸の大刀を振り回し

『飛鳥のごとく土間へ走りこんで、抜く手も見せず浪人の胸から喉へかけて斬りあげた』

現代でもそんな強いオジイサンはいませんよね。
アリエネーッって言われそう。
でも
小説って荒唐無稽な設定だからこそ面白い!

人情あり
勧善懲悪あり
うまい落としどころで事件が解決。

池波先生の小説を読んでいると
いつもことですが、日本酒が飲みたくなります。
ドジョウやアサリも。
日曜の夕方も我慢できず、娘を連れて酒屋へ行きました。

普段はビールとウイスキーなんですが、池波先生にお会いするときは日本酒。
今回は、『辛口・真澄』
一升は飲みきれないので、五合。
燗で飲んだり、そのまま飲んだり冷やして飲んだり。

たったの五合なんですが、一週間かかって飲みきります。

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