本日の山陰も良い天気です・・・がちょっと風が冷たいかな〜。
日が当たるところでは汗ばむように暑いのですが、風が吹きますとす〜っと涼しく体のコンディションを保つのが結構大変かもしれませんね。
ガレージの前の進入路の造成をしていただいています。
先日生コンを流した部分はこのところの好天で乾燥してきていましてコンクリートが白くなってきました。
これくらい白くなったら十分強度が出ているのでは無いかと思いますね。
工務店さんは3tトラックで砂利を運んできてはユンボを使って均してゆかれます・・・流石に機械ですね〜私が均すようなことはありません。
お昼頃にはこんな具合です・・・
もう少しですね・・・
それにしても進入路の傾斜が難しいかもね。
なにせお馬さんが出入りしないといけませんからね〜
しかも雨が降ったり上を車が走れば沈むでしょうしね。
塩梅が難しいですね。
さて今日も厨房係を経て本業開始ですね。
今日は488ピスタピロティでしたね。
このモデルですが、なかなか難しい部分があります。
まあテーラーメイドという特殊な仕様であるからかもしれませんが色々とBBRのミニカーの仕様と違うのです。
難関が残っているのはこのシートなのです
シートのステッチが違うだけではなく布地の柄が違うのですよね。
ステッチが違うくらいなら埋めて塗り直せば良いのですが・・・イタリア国旗のような柄が入れられていておまけに上にいくにつれてフェードアウトしています。
どうやって表現すればベストなのか・・・実によく考えさせられますよ(笑)
そこで色々考えましたよ。
面相筆を使って柄を書くとか・・・紙に穴をあけてステンシルのようにエアブラシで塗っていくとか・・・。
あれこれ試しますがどれも上手くいきそうに無いのです。
たまたま正面から写した写真がありましたのでこれをフォトショップとイラストレーターで加工しましてデータを作りました・・・と言っても部分的なものなのでよくわからないかもしれませんが・・・。
作ったデータを3分割して色別にして印刷します。
で・・・デカールが完成しました。
デカールの時点では使えるのか使えないのかよくわからないのですが・・・
貼ってみますとなかなか良さそうなんですよ
多分他の方法では解決しなかった様に思います。
もう一脚のシートには他の試みをしてみます。
このシートには赤いステッチがあるのですがこのシートでは凹みになっています。
なのでこの凹みにエナメル塗料のレッドを塗りまして・・・大変ざっくりで良いのですよ後で拭き取りましからね。
そして乾燥機で半乾きになるまで乾燥させましょう。
なぜエナメルかと言いますとこのシートはラッカーのダークグレーで塗ってあります、上にウレタンクリアーを塗ってあればラッカーの赤を使うことができます。
なぜならラッカーシンナーで拭き取りができるからですね。
でもウレタンクリアーを塗りますとこのステッチの凹みにクリアーが入りますからシャープな表現ができないのです。
つまり、ステッチの凹みがクリアーで埋まってしまうということなのです。
そこでエナメル塗料を使ったのです。
エナメルシンナーで拭き取れば下のラッカーが溶けて剥げてしまうことはありません。
いろいろな塗料の特性を考えて使う塗料を変更することは大事では無いかと思いますね。
ステッチの凹みの部分に赤いエナメル塗料が残ったまま・・・まるで縫い目のように残っていますね。
これで赤いステッチも解決しそうですね。
コクピットの床の部分は部品を外した時にフラットブラックの塗料が剥げたりしていましたので500番のサフを塗って少し荒い感じにサフを塗ってからフラットブラックを塗っておきました。
質感を変えて・・・というのは模型を作るのに大事な部分と思うのです。
そして床の滑り止めの金属パネルを接着します。
このパネルも磨いたことで光りすぎずなかなか良い感じに仕上がっていますね。
この写真を見るまで忘れていたとことがありますね。
ステップの部分のカーボンデカールのマスキングを剥がし忘れていました。
ここの部分はカーボン仕様だったんですよね(笑)
床の金属パネルの滑り止めの上にテーラーメイドのマットが敷かれるのです。
そのパネルにもシートと同じ模様が入っていますのでこれも再現しなくてはなりませんね。
マットはアルミ板で作っています。
本来ならば紙素材で起毛した物があるのですが例の模様が入っていますのでデカールを貼らないと再現が難しいのですよね〜。
デカールは同じ感じのものを作りました。
貼ってからクリアーをコートしまして縁取りの部分はフラットブラックで塗っています
さて、どうかな??
さてさて難関は続きます。
シートバックの部分はカーボン製なのでBBRのミニカーでもカーボンデカールは貼られていましたがシート表面のステッチや凹凸を治すために一度シンナーにつけて剥がしてしまいましたのでここも当然カーボンデカールが無くなっていましてね・・・貼り直します。
1脚あたり6枚のカーボンデカールを貼らなければなりませんし隣のデカールが乾いてないと位置がずれたりしますのでなかなか時間がかかるのです。
シートはまだ終わりませんが次回は組み立てに入れるかもしれません。
次はゴールデンアローですね、明日の仕事が楽しみです。