本日の山陰も天気が良くて・・・暑かったですね。
出勤してすぐだと比較的涼しくて外での作業も上着を着ないでちょうど良い感じでした。
今日は朝イチからガーデンの草を刈ります。
前回3月の後半くらいに一度刈っていますが気温の上昇と雨が時々降りますので雑草にとっては良い塩梅なんでしょう。
どんどん伸びてアッと言う間に花が咲きます。
本当は花が咲いたくらいに刈ってやるのが一番良いのですが・・・
なかなかこちらも忙しいので良いタイミングで草刈りができません(笑)
アトリエの前の方にも草がポツポツ生えていましたのでコチラも刈っておきます
何となくスッキリ見えるのは自分で草を刈ったからかな〜!?
こう言うのを自己満足って言いますよね(笑)
結局11時前まで草刈りをしておきました。
でも中庭の際刈りは全部は終わりませんでした・・・あと1時間くらいかな〜。
着替えて Cafeに出ますともうお客さまがいらっしゃっています。
家内からオーダーを聞いて順番に作ります、最近は少し段取りが良くなったのか家内が手持ち無沙汰になる事も無く・・・スムーズに作れます。
メニューが変わる時には少しあたふたしますけど・・・まあそれは内緒です。
今日は修理からですね・・・
このところ毎日一件は修理の連絡をいただきます。
中には直電をいただく方がありますが・・・11時から3時くらいまでは電話に出ることができませんのでそれ以外の時間帯にお願いできたらな〜と思っています。
今日も電話をとったら同時に切れてしまいました(笑)
まあご縁があったらまたご連絡をいただけるでしょう・・・多分ね。
最初の患者さんはアイドロンの250GTOですね。
Fウインドが浮いているように見えますが・・・
よく見ますと、ウインドモールが浮いています。
こんな場合は通常はウインドウごと外して接着し直しをしておくのですが・・・
ウインドウの本体が外れない・・・これは変だ!!
と言うことですぐにお客様に連絡しました。
どうやら以前に東京の方で修理をされたらしくその時に標準以外の接着剤を使われたみたいなんですね。
こうなりますともう手の施しようがないのです。
無理やり外せば塗料まで剥げてしまいます。
塗り替えなら作り直すほどかかりますからね。
外れない接着剤で接着するとこんなことになってしまうのです・・・
わかりますかね〜??
ウインドウが変形していますよね。
このウインドウのモールが浮いてしまったのもボディの収縮が進んでもウインドウが外れないものですからウインドウのフィルムが変形してしまったんですね、結果としてモールは変形できないので浮いてしまったと言うことなんですね。
修理は外れなければ良いと言うものではありません・・・
この歪んでしまったウインドウはこのままにしておきますとどうなるのか!?経験上書いておきますと外しても変形が治らなくなってしまう(癖がついてしまうのです)ので次の修理では完全に作り直しが必要となります。
仕方がないのでモールだけ再度取り付けしておきます。
窓ガラスの歪みは直しておりません、というかこれはボディ塗装を痛めてしまう恐れがありますからそのままにしておきます。
とりあえず完了ですね。
完全にウインドウが変形してしまったらまた改めて修理に出していただきましょう。
続いてメイクアップさんの1/18のイオタです。
このフロントウインドウの部分が浮いているということだったですが・・・
ウインドウのモールを前側から見たときに少し浮いてはいますが、モールを爪楊枝で押さえてもびくともしません。
勿論ウインドウも剥がれてないみたい・・・モールの形状の問題なのかもしれませんね。
確かにお客さまの言われる通り前から見ますと少し浮いているようにも見えますが接着は剥がれていませんのでこの修理はもっと完全に外れるのを待って修理する事にしました。
こちらも悪徳業者ではないので外れていないものを外れていると言って修理する訳にはゆかないからです(笑)
うちにある在庫と比べても状態は悪くない(うちの在庫の方がよくないという意味ですよ)ので今回は保留させていただきました。
次はBBRの1/182013年のラ・フェラーリです
もう随分前の車になるんですね・・・
フロントウインドウの上側に浮きが見られます。
よく見ないとわからない範囲ですが・・・確かに押さえますとパカパカしています。
こちらも一旦剥がして修理しました。
ワイパーを外すのに少し時間がかかりましたが何とか外れて再接着しておきました。
ボディの収縮は思ったほどではなくガラスの寸法を変更することはしませんでした。
(一応お客様には許可をいただいたのですが)
さてスカイラインです。
まずは・・・テールパネルですね。
前回はメッキ調の塗料の下地のためのグロスブラックまで塗っていましたね。
今日はメッキ調の塗料を塗っておきました。
いつもの塗料なので細かくはご紹介しませんが・・・
続いてこの上に再びウレタンクリアーを塗っています。
あまり見栄えは変わりませんが・・・。
乾燥・硬化まで時間をしっかり取らないと上に塗装ができません・・・ウレタンクリアーが完全に硬化しないうちに上にシンナーを含む塗料を塗りますとシワシワフニャフニャになってしまいます、こうなったらもう一度やり直ししかありませんそうなったら嫌ですからね。
そして先日シリコン型を作って透明なレジンを流しておいたので脱型してみましたよ。
透明レジンはもう完全に固まっておりましてカチカチです。
しかも上の部分は指が切れるほど鋭いので注意が必要ですね。
一見綺麗に出来ているように見えますが2枚あるレンズのうち1枚には大きな気泡が出来てしまっていました・・・。
残念ながらこれは使えないのですよね〜。
シリコン型の作り方にもよるのですが湯口の位置が悪かったらしく気泡の抜けが良くなかったのでしょう・・・点検して通りが良いようにシリコン型をデザインナイフでカットしてみました・・・これで再トライします。
結論から言えば今度は大丈夫でした。
今回は乾燥機で加熱して硬化促進して数時間で脱型しました。
まな少し柔らかいような気もしますが・・・変形するようなことはなかったですね。
そして本体の方もタイヤを取り付けます。
車体が左右同じ高さになるように後ろ側には木片を入れてフロント側の車軸を接着しました。
ホイール・タイヤがホイールアーチの中心に来るように微調整をしたのは言うまでもありません。
また水平を確認するためにガラスの上(ショーケースの上側です)で接着を行なっています。
続いてリアタイヤですね。
今度はリアに入れていた木片を取り除きリアの車軸を入れて接着します。
丁度アトリエの方に一般のお客様がいらっしゃいましたのでショーケースのガラスの上でと言う訳にもゆかず・・・仮組み台の上で作業をしています(笑)
さて明日は488かな!?
まだいろいろ難しい問題が山積みなんですよ488!!(笑)