Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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パテを研ぎます

2020-03-12 21:20:02 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は・・・朝から良く晴れていまして一日中良い天気でしたね。
外はかなり気温が上がったのではないかと思います。

「自動車趣味人」の献本を頂きました。
いつもいつも大変申し訳ないです
私のお店には年代の上の方のお嬢様方だけではなく車趣味の方も多々来られますのでこの本を大体読んでいかれますね。
こんな事を書きますと不謹慎かもしれませんが最近の車(新車)の雑誌は余り面白く無くて・・・私も余り読まないのですが、趣味の物はやはり興味を引きますよね。
この本とオールドタイマーだけはいつもCafeの方に置いてあります・・・無い時には私の部屋に有ります(笑)

少し前の休日の午後、家内とふと思い立ってCafe巡りをしてきました。
帰りに気になっていた所に寄ってみました。
近くなんですけど家内も私も行った事が無かった東出雲町の畑地区です。
地元では干し柿の里として有名なんですけど60年生きていて行った事が無かったのです。
農道から別れて山の中に入りますと・・・
和風の民家の脇にこんな体育館の様な建物があちこちに建てられています。
何の建物かと言いますとこの建物は干し柿を干す為の建物でして風が通る様に4方が窓になっています。

こんな看板も建てられています!

先ほどの体育館の様な建物に柿が干されますとこんな感じに窓ガラスを開けて風を通しておく訳ですね。


さて仕事を始めましょう
まずはスパイダーです
ボディカラーを塗ります
最初に内側の部分や開口部分のボディ表面でない奥行きの有る部分を塗ってゆきます
と言うのも塗り忘れが有ると困りますから先に塗り難い部分を塗っておくという事なんですね。

次はボディ表面を塗ってゆきますが、ここで一工夫します
と言うのもこのボディは屋根が無いので板を使ってコクピットの前後を結びましてその部分に持ち手を付けます。
こうして置けば塗り立ての部分を触ってしまう事も有りません。

塗ってみました・・・
このデュエットという車ですが友人のSさんによればヨーロッパ仕様とアメリカ仕様では赤の色が違うらしい。
ヨーロッパ仕様は赤味が強く、アメリカ仕様ではオレンジ色が強いらしいです。
お客様の物はヨーロッパ仕様なので赤味が強い方が良いのですが作った色は以外とオレンジが強かった様な気がします・・・ウ〜ンどうしたものか・・・。

今塗った色が硬化するまでしばらく考えましょう・・・ダメなら塗り替えます。

さて次は本命のジュリエッタですね
パテを盛った部分を研いでいます
最初は荒めのペーパーでザクザク削っています

細か目のペーパーで仕上げてゆきます
何とか下地を出さないうちに仕上げが出来そうですね〜
下地が出ないと嬉しいな〜。

パテに少し気泡が入っていますので細目のパテを入れておきましょう
大きく盛る様な事は無いので少しだけですね

他のドアとかボンネットにも細目のパテを入れます
忘れますと仕上げが悪くなりますから・・・忘れない様にしましょう。


明日は何を進めましょうか・・・

ボディの凹みに再びパテ盛りします

2020-03-11 22:14:03 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は午前中は昨日の雨が残っておりましたが・・・
昼前には曇りになって午後のティータイムには晴れの天気でしたね。
まあ途中少し雨がパラパラしましたがまずまずの天気でした。

本日は定休日だったので少しゆっくり起床して出勤しました。
午前中は天気が悪かったのでアトリエで仕事を始めました
先日作ったデカールのデータですが
お客様が週末にいらっしゃるらしいので、テストプリントをしておきます。
まずはデータを配置いたします
いくつか予備も必要でしょうし・・・大きさも何種類か準備しておきましてバランスの良いものを使っていただく予定です

普通なら紙に印刷してみるところですが、デカール用紙と普通紙では再現度がわずかに違うのです
ですからテストと言ってもデカール用紙に印刷します。
最初に印刷したのがこちらです
印象としてはブラックの部分が少し強くてイエローが弱い感じですよね

そして少しデータを修正したのが下側のデカールですね
上側はブラックが強いですが下側だと良いのでは・・・
と言っても実際に貼ってみないと分からないので判断はお客さまにお任せしなければなりませんね。


先日の展示ベースの交換をしたレクサスです
作ったナンバープレートを取り付けてからナンバープレートを取り付けるためのボルトと封印を作りまして取り付けておきました
今日にはお客様の所に届いているかな??
無事にとどくといいですね。

Rosso専用の箱、と言っても上側にはRossoの文字が無い箱をご準備しておきました。

多分ご存知とは思いますが・・・
箱から取り出す時にちょっときついのでこんな注意書きを入れておきました

少々訳ありの修理です
先日4ドアGTRの完成品を買っていただいたので発送したのですが壊れていまして、再びメイクアップ さんから同じ物を取り寄せましてお送りしなければならないのです。
そのついでに・・・と言うか送料が勿体無いので一緒に修理品も送らせていただこうかと・・・(笑)
完成品を作ってくれるのも「人」、運んでいただくのも「人」どこでどう壊れてしまったのかはわからないけど・・・気持ちよくやらなければなりませんからね。
さて
修理はストラトスのリアのルーバーですね
1枚だけ外れています。

ピンセットで当たってみますと全部接着が緩んでいましたので全部取り外しておきまして接着し直します。

艶消しのルーバーなのですが光の反射で角度の違いが見えてしまいますからね
なるべく全部同じ反射具合になるように取り付けます
角度が狂いますと反射が狂いますので角度が揃っていないのがよく見えてしまいますからね〜ここは気をつけるポイントですかね。

次はクラウン・・・じゃなくてオリジンです
オリジンって知っていますか?
昔のクラウンのレプリカですね
トヨタが作っているのでレプリカというのは正確じゃ無いかもしれません(笑)
リアウインドの端の部分の接着が外れておりまして浮いています
でも全部外して接着しなければならない・・・程では無いのでモールの下側に接着剤を入れて接着しておきました。
ドアミラーも外れて接着剤が皮一枚でつながっていましたので一旦外して接着しておきました。
ドアミラーは運送時の破損かもしれませんので・・・無料で直しておきました。


ここからが本日の仕事です
ジュリエッタですが・・・
色々考えたのですが・・・ドアの下側のモールですがミニカーのオリジナルではプラスチック製のモールがボディの溝に入れ込んであったのですが・・・
実車の場合ここに凹みはないのでパテで埋めておくことに致しました
というのもモールがついても凹みが僅かに有るのが見えてしまうので凹みは無い方が良いかと・・・

ボンネットの中央にも凹みが有りましてここにモールがつきますがここも同じ理由で埋めました
如何にもおもちゃですという感じに見えてしまうのは残念なのですよね。

同様にドアの下の部分にも凹みがあります
ここもパテで埋めています
埋めるよりもパテを削る方が難しいですね
エポキシ系のプライマーを削ってしまって金属地が出てしまうとやり直しになってしまうのです

パテを削っています
恐る恐る削っています(笑)


今日はここで時間になってしまいました
明日はこの続きで研ぎから始まって塗装まで行ければ良いな〜。

こちらもサフを塗りました

2020-03-10 21:29:41 | mini pickup truck
一日という時間は誰にも公平に有るはずだけど・・・僕には神様が意地悪している様な気がします(笑)
本当に一日の時間が過ぎてしまうのが早くなりました・・・
私の父も生前にビールを飲みながらそんな話しをしたのを思い出しますね。
そう言えば祖父も同じ様な話をしていた様な気がします
私はその頃まだ若かったので「ふ〜ん!?」位なお話だったのですが
もっと真剣に聞いておけば良かったと後悔する事も有ります。

まあなかなか難しい・・・

本日の山陰は一日中雨が降っていましたね〜
天気予報は当たりました!!
雨の強さこそ変わりますけど・・・

さて今日は自宅の掃除をしてから出勤ですが、その前に隣町まで行きまして買い物ですね。
お休み明けの営業の為に買い物をしておかなければなりませんでした。
買い物をしてアトリエまで戻りまして1時間程でお昼です。
お昼が終わって午後の仕事に取りかかろうかとしていますとクロネコさんが来られました・・・
確かに先ほど集荷のお願いはしておきましたが如何に言っても早過ぎるな〜と思っていたら配達でした。
先日マルボロデカールを加工させて頂いた方からお礼が届きました。

お客様はデカール加工が必要なのでこのミニカーを買うのを躊躇していらした様です。
恐らく年齢は僕より少し若いか同じ世代の感じ間違っていたらごめんなさい(?当方にご依頼の方は年齢の認証は不要なので聞いてないですが・・・笑)セナのファンの方らしいです。
欲しいけどデカール加工が必要である事がストッパーになってしまっていたみたいです。
今回デカール加工は無料にささせて頂きました、と言うのも当方でお買いになられた方は全て加工費は頂いておりません。
そんなに難しい加工では有りませんし膨大な時間がかかる訳でもありませんから・・・
これがきっかけでミニカーの世界に足を踏み込んで頂ければそれはそれで良い事だとも思うのです。
今回は事前にどこのショップで買うのかご連絡を頂いた上でショップさんから当方に直接送って頂きましてデカール加工してお客様にお送り致しました。
料金としては当方からお客様の所に送る送料だけご負担をお願い致しました、かかった料金はそれだけです。
そのお客様がお茶でも飲んで下さいという事でお茶とお菓子を送って下さいました、有り難うございます。
定休日のティータイム、家内と二人で楽しく過ごす事が出来ました。


ここからは本日の仕事ですね。
今日はミニピックアップのサフを塗ります。
その前にボンネットのヒンジを作って置かなければなりません
このピックアップ、ドアは開きませんがエンジンが付いていますのでボンネットは開きます。
ミニのボンネットヒンジはちょっと難しいのですよね
理由はボンネットの後にヒンジが付きますがこの部分のスペースに限りが有る事です
すぐ後にはダッシュボードが有るんですよね。
しかもFウインドウの下側に潜り込む様にダッシュボードが有るのです。
先日遊びに来られた通称「裸足のゲン」さんがダッシュボードは真鍮線で延長してあるんですね〜と不思議そうに尋ねられたのですが「いい所を見てますね〜」と言いたいですね。
ヒンジの吊り元が入るのでこの部分をなるべく広く開けておきたかったのですよ、ですからここは真鍮線で延長してあったのです。
まずヒンジの準備ですね
内径が0.6mm外径が1.0mmの真鍮パイプを車体の数だけ準備します。

洋白線を通してコの字型に曲げます
洋白線はボンネット側に真鍮パイプはボディ側に取付ける感じですね。

コの字型に曲げた洋白線をさらに曲げてボンネットを開けた時にボディに引っ掛からない様にしておきます
曲げ方やカーブは実際にやってみないとねわからないのですよね〜
何度か試行錯誤をしましょう
ボンネットとヒンジはマスキングテープで仮固定しておきますと後の作業(ハンダ付けが)楽ですよ

ハンダ付けをしましたが・・・この位置ではダメでした
もう一度外してやり直しです
ポイントはボンネットの内板両サイドの隅(後端)に付ける事ですね
開けた時にボディとの干渉が少なくなります。

ハンダ付け後はこんな感じに開閉出来ます。
開けた時にボンネットの後部がボディに干渉するのはヒンジの取り付け位置が前過ぎる場合が多いので気を付けましょう。

ボンネットを閉めますとこんな感じです

次はいよいよサフを塗る準備ですね
ボディの形状から持ち手を作るのが難しいのでこんな感じにしてみました
全部両面テープを使って作っていますので分解して他の物に使うのも楽じゃないかと思います。

サフを塗りました
書けばそれだけで終わりますが・・・
忘れ物発見です
ボンネットのステーの取り付けを忘れていました・・・
ボディカラーを塗るまでに付け足しましょう。


明日も普通に仕事をします。
どれを進めるのか・・・なかなか悩ましいですね。

サフ塗装

2020-03-09 20:19:16 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は晴れのち曇りでしたね〜
明日は予報に依りますと100%雨らしいので外の作業は出来ないはずです(笑)
明日は本業が進みそうです

今日はどうかって?
・・・出勤途中で携帯が鳴りましたが運転中なのでそのまま出勤
多分息子か?・・・と思っていましたらナント森林組合のHさんでした。
折り返し電話をしましたら
今日は隣町の東出雲町で桜を伐採するので取りに来ませんか?と言う有り難いご連絡を頂きました。
来年の薪も用意しないといけなかったので速攻取りにいきました
なので午前中の制作の時間は無し・・・が決定ですね。

現場に着きますと既に伐採が始まっておりました。
現場は住宅団地内の公園でして櫻が大きくなって古い枝は腐ってしまい折れて子供に当たったら管理責任を問われそうなのだとか。
まあ松江市もあちらこちらに公園が有るでしょうから管理もなかなか大変ですね。
大きく古い木だけ4本を伐採して若い木は残すらしいです。

軽トラックには1回にたったこれだけしか積み込めません350kgですしね〜
片道20分の所を4往復しました。
最初は朝の8時半頃に1度目を・・・最終は12時を5分程過ぎた辺りで4回目の往復を終えて荷物も降ろさずに厨房係です(笑)
厨房に入りますともうオーダーがは入っておりまして家内が一人で作りかけていました。
本当に厨房係としてはギリギリセーフですね〜
夕方Cafeが終わってから原木を降ろしまして薪運びは完了しました。
まだもう一度位はいかないといけないのですけどね〜。
せっかく頂いた櫻なので薪にするだけでは勿体無いので薫製にも使いますしその灰は畑に戻しますと石灰の代わりにもなります。
酸性土壌にしない様にしないと作物の出来が悪くなってしまうのです。
最後の最後まできちんと活用してあげるのが私の流儀です。


クタクタに疲れていても厨房係を無事務めまして・・・
洗いものも終わってやっと本業ですよ(笑)
本日はジュリエッタのエポキシプライマーを研いでいます。
エポキシ系のプライマーは結構硬いんですよね〜ウレタンサフの様にサクサク削れる訳では有りません、だからウレタンサフとダイキャストの間に被膜が作れるんですよね。
一生懸命削ります・・・今日は力仕事ばっかりですね〜。

大物のボディの方もエポキシ系のプライマーを研いでいます
これはもう1時間近くかかりますね〜大きいんですよね。
雑な仕事をして下地を出してしまうと元も子もないですからね〜慎重に研ぎます。

夕方になってやっとサフを塗りました
やっと「ふ〜っ」と一息つけました。
プライマーを研ぐなんて仕事は単調な仕事ですが大事な仕事なのでなかなか油断が出来ませんね。

ついでと言っては何ですが・・・
ディエットスパイダーもプライマーを研いでおきました。
こちらの方は無駄な凹凸が少ないので研ぐのも楽と言えますかね〜
下地にパテを入れる必要が無かったのは良かったです・・・さすがにオートアートですね
配線は変ですがボディの作りは大変良いですね。

せっかく多めにサフを混ぜましたのでこちらもサフを塗っておきました
さすがのオートアートも下塗りはしてないみたいですからね〜
耐久性は僕が塗った物の方が良い・・・かもしれません(笑)


明日は定休日
ホッと胸を撫で下ろしてお休みにしたい所ですが・・・そんな事は無いだろうな〜(笑)

ナンバープレートとケースの変更

2020-03-08 21:57:31 | その他
本日の山陰は曇りで夕方には雨が降り始めました。
夜には止んでおりますが・・・
今夜も降るのかな?


このブログは夕方帰宅前に写真だけを取り込んでおきまして編集中にしておいて夜帰ってから文章を書くのですが・・・
本日は写真を取り込んでから下書きにするのを忘れていたようでして夕方から今までにご訪問くださった方にはネタばれしてしまいました(笑)
疲れていた日はこんなことがたまにあります・・・。

今日は朝から雑用でバタバタしていまして、やっと時間が取れたかな〜と思いますと有難い事にCafeのお客様がドド〜ッといらっしゃいます。
家内一人では無理だろうと思って手伝いに行きますと・・・すぐにランチタイムが始ります。
ランチはアルバイトのNさんの手伝いもあって比較的暇だったのです。
でもいくら暇でもランチタイムは厨房にいてスタンバイをしておかないとね〜
そして午後のティータイムになったので後を家内に任せて早々に厨房を退散したら・・・
いきなりティータイムのパンケーキが次々にオーダーされましてこれでは家内も無理だろうと三度厨房に・・・
全て終わったのは4時を回った頃だったでしょうか・・・。
まあランチが暇だったのでパンケーキが忙しいのは良いのですけどね。
いつもの当店と様子が違ったので、なかなか連携がうまくいかなかったですね。
でもパンケーキの勉強にはなりました。

今日はまとまった制作時間が取れなかったので予定していましたサフの塗装は明日に順延しました
と言うのも、塗装ブースに入って塗装をしていますとコンプレッサーの音や塗装に集中している事で玄関を入っていらっしゃるお客様がわからないのです。
また塗装が途中になってしまうとエアブラシの中の塗料の効果が始まってしまったりしますと被害が甚大ですし・・・
また塗料の付いた手で食べ物を調理するわけにもゆきません(もちろん調理中は食中毒を防ぐために調理用のゴム手袋をはめて衛生的に行なっています)
これは自分が嫌なんですよね〜。
なので塗装はもう少し暇な時に持ち越しですね。

と言う事でデカールを依頼されていたのを思い出しましてデータを作っていました
現在トレースしている所ですね。
イラストレーターでデータを作るのですが使っていない機能もありますからたまにはきちんと使って思い出すのも良いかな〜
使わないとどんどん忘れてしまうんですよね。

作ったデータはたったこれだけです・・・。
慣れた方なら近いロゴから修正して作られるのでしょうけどね〜
私はトレースして作っています
このロゴはもともと写真のデータなので歪みもありますし布の表面なので凸凹もしています
ネットでこのロゴを探してみましたが・・・どうも少し違うので全部トレースして作った次第です
あとは大きさをお客様に聞いて印刷するだけですね〜


さて他は・・・
昨日ミニカーが到着しました
トヨタのレクサスなのですが・・・女性にプレゼントされるらしいのでお急ぎだったことを思い出しました。
どう言う事情なのかは知りません(笑)
こう言う仕事は早く確実に行わなければなりません、ひょっとしてお客様の一生が変わってしまうこともありますからね。

ケースの交換をご依頼いただきましたのでついでにナンバープレートの取り付けをご提案しておきました。
ミニカーを見ましたらルーフの部分の塗装が少しザラザラとしていましたのでお客さまにお電話を差し上げてクリアー塗装を追加させていただきました。
クリアーが硬化するまでは仕事が進まないので昨日少し残業してマスキングをして・・・

クリアーを塗って乾燥機の中に入れておきました
乾燥機はもちろん加温はしていないですよ。
と言うのもウインドウの悪影響が出ますと困りますからね。

本日はクリアーを研ぎまして磨きをかけておきました
もちろんルーフの部分だけです
なぜかと言いますとこのミニカーはもともと屋根の上がブラックだったらしく・・・その女性の方の車は屋根もボディカラーだったのでお客様がその部分だけ塗られたらしいのです。
なので他の部分とは少し艶が違っていたわけですね。
知らなかったとはいえお客さまには「艶がない」と随分失礼な事を言ってしまいました、申し訳ありませんでした。

本当はもう一つ気がついていまして・・・
このボディカラーはパールの入ったホワイトなのですがこのルーフに塗られていたのは調色されたアイボリーが少し入ったホワイトなんですね。
クリアーにパールを入れるかどうか迷いましたが・・・やめておきました。
なぜか・・・お客さまにも申し上げておりませんでしたが・・・
お客様がプレゼントをされる相手の方のことを考えながら一生懸命塗られたのですから透明なクリアーは塗れても他の小細工は無しにしておいた方が女性の方も喜ばれるのではないかと言う判断です。
ここに私が手をいれる余裕はないのです、クリアーを塗って磨き出して終了にしておきました。

展示ベースののせてバランスを確認します
前側にはプレートを新たに作られるそうですので少し寿司路寄りですね
展示ベースはコントラストが綺麗に出るように少し黒っぽく着色した台にしました。

同じような写真ですが・・・台に止めました

次はナンバープレートの準備です
データを作って印刷をかけました個人情報がバレると困りますのでボカシを入れています、ご了承ください。
現在デカールをナンバープレートに貼ってクリアーをコーティングして乾燥機の中に入れています

そうそう!
このミニカーは展示ベースとミニカーの間のスペーサーがゴムのチューブを切ったものなのですね。
これでは諸劇があってもタイヤやホイールに衝撃が伝わってしまいますのでスペーサーの意味が有りませんので洋白の丸棒を削ってスペーサーを作っておきました。


明日は平日なので多分ジュリエッタのサフを塗れるかな??