踊る小児科医のblog

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「言葉の力」で戦った東国原(そのまんま東)知事

2007年01月24日 | 政治・行政
すでに多くの方がブログなどで触れられているので、ここではその紹介をするに留めておきます。
終盤の情勢報道をちらっと見て「これは来そうだな」と感じていたので驚きはありませんでしたが、他候補に大きく差を付けた圧勝ぶりには、県民の意志・選択の力強さと大きな流れを感じました。

東国原氏についての知識も、宮崎県の状況も全く知らなかったのですが、その後の報道やネット上の情報などでわかったことは、ただのタレント候補ではないこと、むしろ脱タレント候補に徹して政策中心の正統的な選挙戦に徹したこと、県民は彼の真摯な姿と言葉の持つ力を感じ取り、徐々に支持が拡がっていったこと、合同個人演説会でもマニフェストを中心にした主張をしたこと、などなど。
マニフェストを読もうと思ったのですがサイトのアクセスが多いためかページがめくれません(PDFにしてほしい)。

下記の「みどりの一期一会」に、東国原氏が『市民派議員になるための本』(これは勉強になるお勧めの本です=別に政治家志望じゃなくても)を読んで著者の寺町みどりさんに連絡をしてくるくだりが書かれていますが、決して付け焼き刃の勉強ではなかったということを物語っています。
「松村宏のNEWSな顔」の最後の方に、自民党の選対総局長が、そのまんま東氏のことを
「お笑いのような選挙をやったわけではない。他の候補者よりも宮崎県のことを考え、一番県民を引き付ける演説をした。自民党推薦候補の方が数段劣る。タレント候補ではない。ただ者ではないと思った」と語り、完敗を認めたことが引用されています。

もちろん問題は、皆さん指摘しているように「これから」ですね。
本当の市民派知事として、県民に顔を向けた県政を実現できるかどうか。
期待しながら見守りたいと思います。
昨晩のニュース番組のインタビューでは、流石に慎重な物言いに徹していたようですが。

ここまで書いたのは、、問題は青森県なのだ。
何でも自民党の言いなりの三村知事と、何が何だか訳のわからない青森民主党と連合。
またしても不毛な争いになりそうな予感。。こんなんで本当に良いんですか?

そのまんま東さん、宮崎県知事に!「当選はゴールではなくスタート~本番はこれからです」(みどりの一期一会)
そのまんま知事は機能するか~ポイントは役人のブリーフィングという名の洗脳からの脱出(和光市議 松本たけひろの「持続可能な改革」日記)
東国原さん、おめでとう(三上直樹、かく語りき)
既成政党に宮崎県知事選の衝撃(2007/01/23 松村宏のNEWSな顔)

そのまんま東オフィシャルサイト
そのまんま会(そのまんま東後援会) マニフェスト掲載