今回はプラモデルではなく、ほぼフルスクラッチの模型です。
題材は、私がよくお世話になっている「釣り船」(遊漁船)です。
モデルにしたのは東京湾、相模湾周辺の20mクラスのオーソドックスな釣り船です。
完成のイメージとしては、こんな感じです。
スケールはほぼ1/48です。
船体(ハル)は知人に作っていただいた樹脂製の一品物で、3分割です。
お忙しい中、この素晴らしい船体を作っていただいたことに、心から感謝いたします。
この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。
船体後半分です。船底の出っ張りの後端にスクリューが付きます。
船尾の最後端の丸い部分です。
オオドモと呼ばれる釣り座にあたる部分です。
前後のパーツの接合の補強と位置合わせを兼ねて、アクリル板で接合シロを付けます。
前後を接合するとこんな感じです。(仮組)
全長は約41cmで、実物大に換算すると19.7mです。
本格的な設計や製作に入る前に、まずは実物の詳細なディテールやデザイン、造作、寸法などの取材から始めます。
普通のプラモキットを作りながらの並行作業になるので、どんなに順調に進んでも最低1年は掛かると思います。
気長にお付き合いください。