マイテーマである「昭和の冒険飛行家」の続きです。
エレール1/72のコードロンシムーン3機が完成したので、続けてドラウィング1/48のサンテック機を作る予定でしたが、シムーン3機作ったらちょっと飽きたのと、日本人飛行家のを早く作りたくなったので、予定を変更して、ファインモールド1/48の亜欧連絡航路最速記録機「神風号」です。
1937年4月6日に飯沼操縦士/塚越機関士の搭乗で立川を出発し、前年にパリ~東京100時間以内の記録に挑戦したアンドレ・ジャピー(コードロンシムーン)の逆のルートを飛行し、4月9日午後にロンドンに無事到着しました。
所要時間97時間17分56秒で、フランス人飛行家が達成できなかった100時間切りを見事に成功させたわけです。
長野県安曇野の飯沼飛行士の生家が「飯沼飛行士記念館」になっていて、昨年4月に安曇野へ旅行した際に見学させて頂き、飯沼飛行士の実兄のお孫さんに1時間以上館内を案内して頂きました。
その時のブログです。
安曇野~長野一泊旅行 二日目 - 自己満足日記 (goo.ne.jp)
さてキットのご紹介です。
箱絵です。
中身です。
インストは冊子形式になっていて前半4ページは神風号の記録に至る経緯が詳細に書かれていて非常に参考になります。
パーツ群です。
かなりのディテールです。
それでは製作に取り掛かります。
非常に凝ったディテールのキットなのでフィギュアは乗せず、電動や電飾もせずにミュージアムモデルとして製作します。
これが完成したら、次は1939年に世界一周飛行を敢行したニッポン号を作る予定です。